ニュースリリース
2016年3月24日
キヤノンマーケティングジャパン株式会社

ベンチャー企業とのアライアンスを加速
「FinTechファンド」と「MIC4号ファンド」に出資


キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:坂田正弘、以下キヤノンMJ)は、SBIインベストメント株式会社(代表取締役執行役員社長:川島克哉)が設立・運営する「FinTechファンド」と、モバイル・インターネットキャピタル株式会社(代表取締役社長:山中卓、以下MIC)が設立・運営する「MIC4号ファンド」にこのほど出資します。


キヤノンMJグループは2016年より開始した5カ年計画「長期経営構想フェーズIII(2016年~2020年)」において、成長領域へのウエイトシフトと新たなサービスビジネスの創造を掲げ、中長期成長戦略を強化・拡大しています。

このたびFinTechファンドとMIC4号ファンドに出資することで、新規ビジネスの創出を推進し事業領域をさらに拡大していきます。

FinTechファンドは、近年注目されているFinTech関連領域に特化したファンドで、独自性の高い技術・サービスを保有し今後の成長が期待されるベンチャー企業などを投資対象としています。本ファンドへの出資を通じ、キヤノンMJグループが提供するITソリューションなどとFinTechベンチャー企業の技術・サービスを融合させ、金融機関を中心としたお客さま向けのソリューションビジネスを強化します。

MIC4号ファンドは、金融分野に限らず、次世代ICTやICTを利活用する周辺分野の有望なベンチャー企業などを幅広く投資対象としています。本ファンドへの出資を通じ、競争力に富むキヤノンの製品群やITの技術力とICT関連ベンチャー企業とのアライアンスを幅広く推進します。

キヤノンMJグループは有望なベンチャー企業とのアライアンスを積極的に展開しオープンイノベーションによる新たな価値を創出することで、お客さまの「真のパートナー」への変革を果たしていきます。

名称 FinTechビジネスイノベーション
投資事業有限責任組合
MICイノベーション
4号投資事業有限責任組合
目標出資総額 300億円 65億円
当社出資額 3億円 1億円
投資対象 FinTech領域においてイノベーション創出が期待できる独自性の高い技術・サービスを保有し、今後成長が見込まれる日本国内外の未公開企業の株式、新株予約権、新株予約権付社債等 次世代情報通信に係る技術/サービスの分野、及び、ITを利用又は活用することで成長が期待できる周辺分野
設立日 2015年12月1日 2016年1月1日
出資期間 9年7ヶ月 10年
無限責任組合 SBIインベストメント株式会社 モバイル・インターネット
キャピタル株式会社