「未来につなぐふるさとプロジェクト」を刷新
協働団体の募集を開始し、生物多様性の啓発を強化
キヤノンは、生物多様性のさらなる啓発や保全活動の普及を目指し、環境保全活動「未来につなぐふるさとプロジェクト」の運営を刷新し、本日より新たに協働団体の募集を開始します。また、2016年の活動より生物多様性の専門的な見地を持つ公益財団法人日本自然保護協会とともに、生物多様性の啓発活動を強化します。
「未来につなぐふるさとプロジェクト」とは
「未来につなぐふるさとプロジェクト」は、子どもたちの未来に美しく緑豊かなふるさとを残すことを目的として、公益財団法人パブリックリソース財団の協力のもと、キヤノンマーケティングジャパンが2010年に開始した、今年で6年目を迎える環境保全活動です。国内各地でNPOや地域住民の方と連携した環境保全活動や、「自然環境・生き物・農業」をテーマとした環境学習に社員が参加して実施しており、2014年からはキヤノン株式会社を含む国内キヤノングループに参加対象を拡大して実施しています。
協働団体の公募により市民参加型のプログラムに変更
本日より、「未来につなぐふるさとプロジェクト」にて環境保全活動を実施する協働団体として、NPO法人、一般法人、公益法人、任意団体を対象に公募を開始します。これまでキヤノングループ社員とその家族を対象の中心として行ってきた活動を、市民参加型の活動プログラムとして刷新することで、生物多様性のさらなる啓発や保全活動の普及を目指します。
公益財団法人日本自然保護協会とともに生物多様性の啓発活動を強化
2016年の活動より、新たに公益財団法人日本自然保護協会をパートナーに加えて活動を実施します。生物多様性の研修、活動の企画運営への助言、情報発信の監修など、専門的見地から提言を得ることで、生物多様性の保全や調査研究、教育活動などの有効性を高めていきます。
「未来につなぐふるさとプロジェクト」協働団体の応募要項
応募用紙を「未来につなぐふるさと基金」ウェブサイトからダウンロードし、その他の提出書類と併せて郵送にてお送りください。
「未来につなぐふるさと基金」URL:http://www.public.or.jp/PRF/fund/fund_03
対象団体
NPO法人、一般法人、公益法人、任意団体
対象プログラム
下記の例を参考に、「国連生物多様性の10年日本委員会」が推進する「MY行動宣言」の5つのアクションに即したプログラム内容をご提出ください。
参考例
アクション | プログラム | 参考例 |
---|---|---|
たべよう | 地元の食材を食べることを通じて、その食材が作られる環境への関心を広げる活動 | 休耕田での米作り、野菜の栽培など |
ふれよう | 自然や生き物に触れ、体験する活動 | 昆虫の観察など |
つたえよう | 自然や生き物を観察し、記録・表現する活動 | 生き物の観察マップづくり、生き物の写真展開催など |
まもろう | 自然や生き物を調査、保全、再生する活動 | 森林の間伐、干潟の清掃など |
えらぼう | 環境に配慮した製品を選ぶ | エコラベルの付いた製品を選ぶなど |
応募書類の受付期間/送付先
- 受付期間
- 2015年11月17日(火)~2016年1月8日(金)
最終日の消印もしくは宅配受付有効 - 送付先
- 公益財団法人 パブリックリソース財団 未来につなぐふるさと基金 事務局
〒104-0043 東京都中央区湊2-16-25-202
電話番号:03-5540-6256(平日10:00~17:00受付)
「未来につなぐふるさとプロジェクト」のパートナー
公益財団法人パブリックリソース財団
寄付推進事業を行う専門組織として、基金の設立および運営、オンライン寄付サイトの運営、寄付を最大限に生かすためのNPOのキャパシティビルディング、社会的インパクト評価などを行っています。
- 所在地
- 東京都中央区
- 代表者
- 理事長 久住 剛
- 設立
- 2013年
- URL
- http://www.public.or.jp
公益財団法人日本自然保護協会
日本自然保護協会は日本の自然のしくみを調べ、守り、その意味と価値を社会に広める活動を行っている公益財団法人です。自然が守られるしくみをつくり、守った自然とともに豊かに暮らすために、人と自然のかかわりの再構築と生物多様性保全の実現に取り組んでいます。
- 所在地
- 東京都中央区
- 代表者
- 理事長 亀山 章
- 設立
- 1951年
- URL
- http://www.nacsj.or.jp