ニュースリリース
2015年9月9日
キヤノン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社

カラーシリーズ最高※1の毎分100枚の出力を実現したプロダクションプリンター
旗艦モデル“imagePRESS C10000VP”など2機種を発売

  • ※1 「imagePRESS」シリーズにおいて。

キヤノンは、プロダクションプリンター「imagePRESS(イメージプレス)」シリーズの新製品として、カラープリンター“imagePRESS C10000VP/C8000VP”の2機種を10月下旬より発売します。なお、9月11日から16日まで東京ビッグサイトで開催される「IGAS 2015」(国際総合印刷機材展)において、“imagePRESS C10000VP”を展示する予定です。

imagePRESS C10000VP
※ オプション装着時

発売情報

imagePRESS C10000VP

価格
2,500万円(税別)
発売日
2015年10月下旬

imagePRESS C8000VP

価格
1,500万円(税別)
発売日
2015年10月下旬

おもな特長

新製品“imagePRESS C10000VP”はカラーシリーズ最高の毎分100枚、“imagePRESS C8000VP”は毎分80枚の出力速度(いずれもA4ヨコ)で、安定した高速出力を実現しているほか、高画質と高信頼性を兼ね備えています。また、プリンターコントローラー(別売)には「imagePRESS Server」および「PRISMAsync」を用意し、用途に合わせてワークフローを構築できるなど、商業印刷、企業内印刷、さらには包装やフォトブックの印刷など、ハイエンド市場の多様なニーズに対応します。

高生産性

外部加熱ベルトを用いた定着システムを新たに搭載し、普通紙から厚紙まで※2、“imagePRESS C10000VP”は毎分100枚、“imagePRESS C8000VP”は毎分80枚の高速印刷を実現しています。また、従来機種「imagePRESS C7011VPシリーズ」(2013年10月発売)のデュアル定着システムを進化させ、通紙する際に新たにエアーを吹き付けることで定着ローラーから紙を分離しやすくするなど、安定した高速出力を実現しています。

  • ※2 用紙坪量が普通紙60g / m2~350 g / m2、コート紙70g / m2~350 g / m2まで対応。

高画質

32本の赤色マルチレーザーを照射するレーザースキャナーR-VCSEL(ヴィクセル)の搭載により、プリント解像度2,400×2,400dpiの高精細な画質を実現し、文字や細線の忠実な再現や、粒状感を抑えた滑らかな表現を可能にしています。さらに、新現像器とCVトナーの採用により、優れた色再現に加え、大量印刷時でも色味変化の少ないプリントを提供します。

高信頼性

高速な用紙搬送を維持しながら、表裏の印字画像位置を合わせる「高精度レジストレーション機構」を搭載し、印刷時のズレを0.5mm※3以下に抑えます。また、リアルタイムで濃度の補正を行うことで、印刷を止めずに安定した出力が可能です。

  • ※3 用紙坪量が普通紙80g / m2以上のメディアに対応。

カラープロダクションプリンターの市場動向

近年、高い生産性や正確な色再現性、色安定性に加え、幅広い用紙への対応など、プロダクションプリンターに対する市場の要求は、より高まってきています。そのため、2015年の全世界におけるカラープロダクションプリンターの市場規模は、2014年に比べ着実に拡大していくものと予想しています。(キヤノン調べ)