新開発「BRレンズ」※1の採用により画質が飛躍的に※2向上
大口径単焦点レンズ“EF35mm F1.4L II USM”を発売
- ※1 「BRレンズ」(Blue Spectrum Refractive Optics)は、青色(短い波長域)の光を大きく屈折させる特長を持ち、さらに高い水準での色収差補正を実現します。
- ※2 従来機種「EF35mm F1.4L USM」との比較において(キヤノン調べ)。
キヤノンは、EOSシリーズ用の交換レンズとして大口径広角単焦点レンズ“EF35mm F1.4L II USM”を2015年10月中旬より発売します。
発売情報
EF35mm F1.4L II USM
- 価格
- 28万5,000円(税別)
- 発売日
- 2015年10月中旬
おもな特長
“EF35mm F1.4L II USM”は、「EF35mm F1.4L USM」(1998年12月発売)の後継機種で、キヤノン独自開発の「BRレンズ」を初めて採用し、大口径レンズに発生しやすい色のにじみ(色収差)を大幅に低減し、撮影画面の中心から周辺まで優れた描写性能を実現しています。
新開発の光学素子「BRレンズ」の採用により色収差を徹底的に抑制
青色(短い波長域)の光を大きく屈折させる異常分散特性を備えたBR光学素子を、凹および凸のガラスレンズで挟み合わせた複合レンズ「BRレンズ」を採用することにより、極めて優れた色収差補正が可能です。これにより、従来は難しかった大口径レンズでの色収差を、より理想的に補正することができます。
「BRレンズ」を含めた新光学系により圧倒的高画質を実現
新開発の「BRレンズ」のほか、キヤノン独自開発の研削非球面レンズ1枚を含む2枚の非球面レンズおよびUDレンズ1枚を採用しており、絞り開放時においても画面の中心部から周辺部まで高画質を実現しています。加えて、特に広角に入射する光に対して優れた反射防止効果を持つキヤノン独自の特殊コーティング「SWC(Subwavelength Structure Coating)」を施しており、フレアやゴーストを抑えた高画質を実現しています。
高耐久・耐振動衝撃性により高い信頼性を実現
レンズ鏡筒内部のメカ構造の見直しにより、高耐久性・耐振動衝撃性を実現し、マウント部・スイッチ部・フォーカスリングには防じん・防滴構造を施すなど、過酷な撮影条件にも耐える高い信頼性を実現しています。また、レンズ最前面および最後面に水滴や油が付着しにくいフッ素コーティングを施しており、乾いた布などで簡単に拭き取ることが可能です。