独自技術により光学1.8倍ズームの全域で5,000lm(ルーメン)※1を実現
Wi-Fi対応のLCOS(エルコス)液晶プロジェクター“WUX500”を発売
- ※1 使用環境により、5%程度低下する可能性があります。
キヤノンは、「パワープロジェクター」シリーズの新製品として、光学1.8倍ズームの全域において5,000lmの明るさを実現した“WUX500”を2015年7月中旬より発売します。
発売情報
パワープロジェクター WUX500
- 価格
- オープン価格
- 発売日
- 2015年7月中旬
おもな特長
新製品は、レンズのズーム全域において、5,000lmの明るさを実現し、幅広い設置環境に対応します。キヤノンで初めてWi-Fiに対応し、イベント会場や会議室、教育現場での利用の他、プロジェクションマッピングやデジタルサイネージなど、幅広い用途に活用できるプロジェクターです。
光学1.8倍ズームの全域で5,000lmの明るさを実現
光学1.8倍ズームの全域でレンズの明るさを一定に保ち、広角端から望遠端まで5,000lmの明るさで投写することができます。プロジェクターでは、レンズの広角端と比較して、望遠端ではレンズが暗くなり輝度が大幅に低下してしまうという特性がある中、キヤノンは独自の光学システム「AISYS(エイシス)5.0」により、コンパクトサイズながら、光学1.8倍ズームの全域において5,000lmの高輝度投写を実現しました。
高輝度・高画質とコンパクト設計を両立
WUXGA(1,920×1,200画素)の解像度に対応し、LCOSパネルを搭載することで、網目のような格子感を抑えた滑らかで高画質な投写を実現しています。被写界深度の深いレンズの搭載により、ピントの合う範囲が広く、円柱や凹凸のある壁面にも鮮明な投写が可能なため、プロジェクションマッピングなど幅広い用途に活用できます。独自の光学システムやレンズ技術により、質量約5.9kgで、約33.7cm(幅)×37.0cm(奥行)×13.6cm(高さ)のコンパクト設計と高輝度・高画質を両立しています。
Wi-FiやHDBaseT™の搭載によりさまざまな利用環境に対応
Wi-Fiに対応し、専用アプリケーションを用いてPC※2からワイヤレスで投写することができます。また、接続規格HDBaseT™に対応し、映像や音声などを1本のLANケーブル※3で最長100mの長距離伝送が可能です。
- ※2 対応するOSはWindows Vista/7/8/8.1のみ。
- ※3 カテゴリー5e以上(シールドタイプ対応)のLANケーブルを利用。
ビジネスプロジェクターの市場動向
2014年のビジネスプロジェクターの市場規模は、世界市場で約760万台、国内市場で約18.5万台でした。2015年においては、世界市場で約760万台、国内市場でも約19万台と予想しています。今後は接続機器の高解像化に伴い、WUXGAクラスの高解像度製品や、室内を暗くしなくても鮮明な映像を投写できる高輝度モデルが市場拡大に寄与すると予想しています。(キヤノン調べ)