ニュースリリース
2015年6月4日
キヤノン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
キヤノンITソリューションズ株式会社

建築・建設業向け3Dソフトウエアと「MREAL(エムリアル)」をダイレクトに接続
“MREAL Direct Viewer 1.1 for BIMx Desktop Viewer V18”を発売


キヤノンは、現実映像とCGをリアルタイムに融合するMR(Mixed Reality:複合現実感)システム「MREAL」の新たなアプリケーションソフトウエアとして、建築・建設業向けの設計データを閲覧するためのソフトウエア「BIMx Desktop Viewer」と「MREAL」をダイレクトに接続する、“MREAL Direct Viewer 1.1 for BIMx Desktop Viewer V18”を2015年6月11日より発売します。

  • GRAPHISOFT社が提供する、建築用3D CAD「ArchiCAD 18」向けの閲覧用ソフトウエア。

発売情報

MREAL Direct Viewer 1.1 for BIMx Desktop Viewer V18

価格
270万円(税別)
発売日
2015年6月11日

おもな特長

「MREAL」(2012年7月発売)は、製造業や建築・建設業における設計・製造の現場などで、デザインや設計データを実物大の3次元映像で確認し、試作やコストの削減を可能にする業務支援ツールとして、市場から高い評価を得ています。このたび、建築・建設業向けの設計データを閲覧するためのソフトウエア「BIMx Desktop Viewer」と「MREAL」をダイレクトに接続する新製品を発売することで、ユーザーは従来必要としていた中間フォーマットへの変換作業を介すことなく、設計データを「MREAL」で確認できるようになります。

実物大の建造物を3次元映像で確認しながら日照環境の変更作業が可能

建築・建設業で多く利用される閲覧ソフトウエア「BIMx Desktop Viewer」のデータを、変換作業を行うことなく「MREAL」と接続することができます。ユーザーは「BIMx Desktop Viewer」のデータをリアルタイムに「MREAL」へ反映できるため、建築物に当たる光や影を変更しながら、実物大の3次元映像を確認できるなど、その場で現実感のある完成イメージを検証することができます。
今回の新製品を発売することで、キヤノンは「MREAL」の建築・建設業向けのビジネスをさらに加速していきます。