ニュースリリース
2015年5月12日
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
エディフィストラーニング株式会社

自社内の社員をメンタルヘルス講師へ育成する
メンタルヘルス研修の内製化支援プログラムを提供開始


キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:坂田正弘、以下キヤノンMJ)とグループ企業のエディフィストラーニング株式会社(代表取締役社長:大江由紀夫、以下エディフィストラーニング)は、企業内の社員をメンタルヘルス講師として育成する、メンタルヘルス研修の内製化支援プログラムの提供を7月28日より開始します。

エディフィストの研修風景

おもな特長

2014年6月に労働安全衛生法が一部改正され、2015年12月より、従業員数が50人以上の事業所は年1回のストレスチェックが義務付けられます。対象となる企業は、従業員のストレス状況をチェックし、従業員の希望に応じて医師による診断や職場の労働環境を改善しなければなりません。
この10年間で精神障害の労災請求件数が倍増しており、企業はストレスチェックを行うだけでなく、メンタルヘルス不調の未然防止に向けたメンタルヘルスの教育実施や体制強化が必要です。しかし、メンタルヘルス研修を行うためには、専門的かつ広範囲な知識が必要なため専門機関に委託しなければならず費用負担も大きくなります。

これらの課題に対応するため、一般社団法人日本メンタルヘルス講師認定協会(会長:渡部卓、以下メンタルヘルス講師認定協会)は、メンタルヘルス講師を育成するための養成講座と認定制度を体系化しました。
メンタルヘルス講師は、能力や経験によって、「2級メンタルヘルス講師」「1級メンタルヘルス講師」「マスターメンタルヘルス講師」に分けられます。「2級メンタルヘルス講師」は所属する自社内にてメンタルヘルス研修が行え、「1級メンタルヘルス講師」は2級メンタルヘルス講師の養成、認定をすることができます。つまり、1級メンタルヘルス講師が社内にいれば、自社内でメンタルヘルス講師の増員・体制強化が可能になり、費用を抑えながら、メンタルヘルス研修の内製化を急速に進めることができます。

エディフィストラーニングはこの活動に初期段階から協力しており、このたびメンタルヘルス講師認定協会と業務提携し、メンタルヘルス研修の内製化支援プログラムの提供を開始します。
メンタルヘルス研修においてはエディフィストラーニングは草分け的な存在であり、キヤノンMJでの実績を含め2004年から約500回のメンタルヘルス研修を実施してきました。本プログラムではその実績を生かし、企業内の社員をメンタルヘルス講師として育成します。また、研修だけでなく、安全配慮義務への具体的なアドバイスなどさらに効果的なメンタルヘルスケアを行える講師を養成していきます。

キヤノンMJとエディフィストラーニングは、今後、キヤノンMJの広範な販売チャネルを生かしながらメンタルヘルス研修の内製化支援プログラムを全国で推進していきます。

尚、本プログラムの提供開始に先立ち、以下の通り無料講演を行います。

無料講演 実施概要

講演名
「第一予防としてのメンタルヘルス研修」その重要性と内製化の進め方
対象者
経営幹部、人事部門、部門長、管理監督者、教育・人材開発、企業内健康管理スタッフ
開催日程
2015年6月15日(月)15:00-17:00
会場
キヤノン S タワー3 階 キヤノンホール S(東京都港区港南2-16-6)
受講料
無料
受講申込
https://www.edifist.co.jp/event/mental_health201506/index.aspx