ぺんてる、キヤノンマーケティングジャパンの合同企画
「校舎の思い出プロジェクト」を実施
ぺんてる株式会社(代表取締役社長:和田 優、以下ぺんてる)とキヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:川崎正己、以下キヤノンMJ)は、小学校の校舎での思い出づくりをサポートする「校舎の思い出プロジェクト」を、江戸川区立第三松江小学校および川口市立前川小学校で実施します。また、ぺんてるとキヤノンMJのホームページ上でコンテンツを公開し、プロジェクト概要や実施事例の紹介とプロジェクトのサポートを希望する小学校の応募を開始します。
昭和40年代後半から50年代にかけて児童数が急増し、多くの小学校が建設されました。現在これらの校舎は老朽化により改修や改築が計画されており、母校の建て替えにより、通い慣れた学校で卒業することができない児童は少なくありません。
このような環境のもと、ぺんてるとキヤノンMJは、「校舎の思い出プロジェクト」を2014年6月より開始し、取り壊される小学校の校舎での思い出づくりをサポートしています。
第一回は、築41年の豊島区立池袋第三小学校において、子どもたちが校舎への壁画制作とその過程の写真撮影を行いました。地域住民との触れ合いを通じて校舎の歴史と思い出を記録として残したとともに、子どもたち自身の潜在的な創造力を引き出すきっかけとなりました。
そしてこのほど、川口市立前川小学校および江戸川区立第三松江小学校において「校舎の思い出プロジェクト」を実施します。ぺんてるとキヤノンMJはそれぞれの企業の得意分野を生かし、画材の提供やカメラの貸出などを行います。取り壊される前の校舎に絵具などで制作した壁画をカメラで撮影し、大判ポスターにして新校舎に飾れるようにするなど、思い出がたくさん詰まった校舎との最後の思い出づくりをサポートします。
両校とも3月13日に校舎とのお別れ会を予定しています。前川小学校はすでに壁画制作と写真撮影を終えており、当日は校舎の思い出に関するスライドショーの鑑賞などを実施します。第三松江小学校では全校児童による壁画制作も同時に実施します。
川口市立前川小学校 「校舎とのお別れ会」実施概要
- 日時
- 2015年3月13日(金)13:50~14:35
- 場所
- 川口市立前川小学校 校舎
- 内容
- 校舎の思い出に関するスライドショーの鑑賞
各学年 校舎の思い出の発表
全校合唱
江戸川区立第三松江小学校 「校舎とのお別れ会」実施概要
- 日時
- 2015年3月13日(金)8:30~9:00、13:20~15:10
- 場所
- 江戸川区立第三松江小学校 校舎
- 内容
- 8:30~9:00 校舎の思い出に関するスライドショーを鑑賞し、代表児童が思い出を発表します。
13:20~15:10 全校児童が校舎に絵を描き、最後の思い出づくりを行います。
校舎の思い出プロジェクトについて
思い出を「つくる」
児童が自分たちで考えたデザインを、校舎の壁や窓に絵具、くれよんで自由に描きます。普段描くことができない場所に自由に絵を描くことは、児童にとって素敵な思い出になります。また、保護者、卒業生、近隣住民なども一緒に思い出を描き、地域住民との交流を図ります。
- ぺんてるからの支援
- 絵具やくれよんなど、画材、額装の提供
思い出を「のこす」
児童が描いた絵を撮影し、大判プリンターで出力し、額装して新しい校舎に飾ります。また、児童が「思い出写真係」となり、一眼レフカメラで絵の制作過程や校舎の思い出の場所などを撮影します。撮影した作品は、フォトブック(アルバム)にして思い出を残します。
- キヤノンMJからの支援
- 一眼レフカメラの貸出、壁画写真・フォトブックの寄贈