MRシステム「MREAL(エムリアル)」の操作性が向上
2種類のアプリケーションソフトウエアと基盤ソフトウエアを発売
キヤノンは、現実映像とCGをリアルタイムに融合するMR(Mixed Reality:複合現実感)システム「MREAL」の、利便性の向上を実現する2種類のアプリケーションソフトウエアと、バージョンアップした基盤ソフトウエアを、2014年10月14日より発売します。
発売情報
MREAL Visualizer 2.0※
- 希望小売
価格 - 150万円(税別)
- 発売日
- 2014年10月14日
MREAL Direct Viewer 1.0※
- 希望小売
価格 - 270万円(税別)
- 発売日
- 2014年10月14日
MREAL Platform MP-120 Professional/Basic※
- 希望小売
価格 - 200万円/150万円(税別)
- 発売日
- 2014年10月14日
- ※ ユーザーの用途により種類や価格が異なりますので、詳しくは下記へお問い合せください。
おもな特長
「MREAL」(2012年7月発売)は、製造業や建築・建設業における設計・製造の現場などで、デザインの検証や試作回数を削減し、開発期間やコストの圧縮を実現する支援ツールとして、市場から高い評価を得ています。このたび、11種類※1の3Dデータフォーマットを「MREAL」に読み込み表示させることが可能な“MREAL Visualizer 2.0”と、3Dソフトウエア※2を「MREAL」へダイレクトにつなぎ連動させることが可能な“MREAL Direct Viewer 1.0”の2種類のアプリケーションソフトウエアを発売します。さらに、「MREAL」の基盤となるソフトウエア「MREAL Platform MP-110」(2013年12月発売)の後継として、各種設定作業の簡略化を実現する“MREAL Platform MP-120”シリーズ※3を発売します。
- ※1 VRML以外のフォーマットを読み込むには別途Importerが必要です。詳しくは下記へお問い合せください。
- ※2 iCAD SX V7L3、VridgeR V4に対応します。今後順次、対応する3Dソフトウエアを増やしていく予定です。
iCADは、富士通株式会社の登録商標です。VridgeRは、デジタルプロセス株式会社の登録商標です。 - ※3 Windows8.1に対応する“MREAL Platform Basic”が「MREAL Platform MP-110」の後継です。
11種類の3Dデータフォーマットの読み込みを可能にする“MREAL Visualizer 2.0”
“MREAL Visualizer 2.0”と、各フォーマットに対応したImporterを組み合せることで、11種類の3Dデータフォーマットを「MREAL」に読み込み、表示することができます。
3Dソフトウエアと「MREAL」の連動を実現する“MREAL Direct Viewer 1.0”
3Dソフトウエアと「MREAL」を接続する、アプリケーションソフトウエアです。3Dソフトウエア上の編集作業がリアルタイムに「MREAL」に反映され、3次元での確認を同時に行うことが可能です。
容易に設定作業を行うことが可能な“MREAL Platform MP-120”シリーズ
“MREAL Platform MP-120 Professional”は、従来複雑でノウハウを必要としたシステム環境設定の作業を簡略化します。さらに、CGと現実の物体の奥行きを判定し、前後関係を正しく表示する機能など、よりリアルに表現することができます。