ニュースリリース
2014年10月22日
キヤノン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社

世界最長の焦点距離と世界最高のズーム倍率を実現※1
4K光学性能と高い可搬性を備えたCINE-SERVOレンズ※2の新製品を発売

  • ※1 スーパー35mm相当サイズのセンサーに対応したドライブユニット付きズームレンズにおいて。2014年10月22日現在。キヤノン調べ。
  • ※2 ドライブユニットを装着した大判センサー搭載カメラ対応レンズの総称。

キヤノンは、EFシネマレンズの新製品としてCINE-SERVOレンズ “CN20×50 IAS H/E1(EFマウント)”および“CN20×50 IAS H/P1(PLマウント)”を、2015年4月下旬より発売します。

CN20×50 IAS H/E1 (EFマウント)
CN20×50 IAS H/P1 (PLマウント)

発売情報

CN20×50 IAS H/E1 (EFマウント)

価格
810万円(税別)
発売日
2015年4月下旬

CN20×50 IAS H/P1 (PLマウント)

価格
810万円(税別)
発売日
2015年4月下旬

おもな特長

新製品は、焦点距離は世界最長の50-1000mm、ズーム倍率は世界最高の20倍を実現したレンズです。大判センサー対応※3のドライブユニット付きズームレンズとしては世界で初めて※4エクステンダー(1.5倍)を内蔵しているため、焦点距離を望遠端1500mmまで延長することも可能です。超長焦点距離、大判センサーや4K解像度に対応する優れた光学性能、高い可搬性、ドライブユニットの搭載により、ドラマ・CM・映画などの映像制作はもちろん、スポーツやネイチャーなど幅広い撮影シーンで、新しい映像表現を可能にします。

  • ※3 新製品はスーパー35mm相当サイズ以下のセンサーに対応しています。
  • ※4 スーパー35mm相当サイズのセンサーに対応したドライブユニット付きズームレンズにおいて。2014年10月22日現在。キヤノン調べ。

世界最長の焦点距離と世界最高のズーム倍率

広角端50mmから望遠端1000mmの焦点距離を持つズーム比20倍のレンズで、世界最長の焦点距離・世界最高のズーム倍率を実現しています。内蔵エクステンダーを使用すると望遠端焦点距離はさらに1500mmまで広がり、ドラマや映画はもちろん、スポーツや動物・自然など被写体から離れた場所で撮影することの多い映像制作現場でも使用が可能になります。

4Kカメラに対応する優れた光学性能

キヤノンの光学技術の粋を集め、広角から望遠までのズーム全域ではもちろん、画面の中心部から周辺部においても、4Kカメラに対応する高解像度を維持する優れた光学性能を実現しています。内蔵エクステンダー使用時も4K光学性能を維持し、さまざまな映像制作の場で普及し始めている4K映像を、高品位に撮影できます。

幅広い映像制作に適した高い可搬性と操作性

長焦点距離・高倍率および4K対応の光学性能と、小型・軽量設計による高い可搬性を両立しています。また、着脱可能なドライブユニットの搭載により、従来の放送用レンズ同様の電動駆動によるレンズ操作はもちろん、映画制作などで主流のマニュアル操作も可能です。

放送用レンズの市場動向

スポーツイベント、ドラマ、CMなどの撮影現場では、高感度・低ノイズ・浅い被写界深度など、大判センサーを搭載したカメラの表現力を生かした映像制作が広がりつつあります。これに伴い、放送業界では、従来の大判センサー搭載カメラ対応ズームレンズにはない焦点距離・優れた光学性能・操作性・可搬性を兼ね備えたレンズへのニーズが高まっています。(キヤノン調べ)
キヤノンは幅広い撮影シーンで運用が可能な、世界最長焦点距離・世界最高倍率と4Kに対応する光学性能・小型軽量を両立した新製品を発売することで、撮影領域の拡大に貢献していきます。