ビジネス向けインクジェットプリンターの新ブランド「MAXIFY」を投入
インクジェット複合機“MAXIFY MB5330”など5機種を発売
キヤノンは、ビジネス向け(中/小規模事業所向け)インクジェットプリンターの新製品として新しいブランド「MAXIFY」を投入し、その第一弾シリーズとして“MAXIFY MB5330/MB5030/MB2330/MB2030/iB4030”の5機種を10月中旬に発売します。
発売情報
MAXIFY MB5330/MB5030/MB2330/MB2030/iB4030
- 価格
- オープン価格
- 発売日
- 2014年10月中旬
おもな特長
「MAXIFY」シリーズは、キヤノンのビジネス向けインクジェット複合機/プリンターの新しいブランドで、高生産性・高画質・高い経済性を備えています。市場で好評を得ているキヤノンのレーザー複合機/プリンター「Satera」シリーズを含めたビジネス向け製品のラインアップを拡充することで、ユーザーは業務用途に合わせて最適な製品を選ぶことができます。
ビジネスニーズに応える高い生産性
「MAXIFY」シリーズ向けに新開発したプリントヘッドと効率的な用紙搬送により、モノクロ毎分23枚、カラー毎分15枚の高速プリント※1を実現しています。また、大容量インクタンクと最大500枚の大容量給紙カセット※2を採用し、インクタンクや用紙の交換頻度を低減し、ビジネスの業務効率が向上します。
- ※1 “MB2030”のプリントスピードはモノクロ毎分16枚、カラー毎分11枚です。
- ※2 “MB5330/MB2330/iB4030”は250枚給紙可能カセットが2段で、“MB5030/MB2030”は250枚給紙可能カセット1段です。
ビジネス用途に適した全色顔料インクによる高画質
新開発した4色の顔料インクを搭載しています。ブラックインクは黒濃度が高く、視認性が向上しています。また、印字部分にマーカーを引いてもにじみにくく、こすれにも強くなっています。さらに、グラフやWebページなど多様なビジネス文書に適した色設計により、カラー文書も色鮮やかに印刷できます。
インクコストや消費電力を抑えた高い経済性
A4普通紙インクコスト約1.8円(モノクロ、税別)/約6.1円(カラー、税別)※3の低ランニングコストを実現しています。さらに全機種自動両面プリントに対応し、用紙を効率的に利用できます。また、待機時消費電量約1.0W、TEC値約0.3kWh※4の環境性能を備え、省エネを実現します。
- ※3 “MB5330/MB5030/iB4030”で、大容量インクタンクを使用した際のコストです。
- ※4 “MB2030/iB4030”のTEC値は約0.2kWhです。
インクジェットプリンター/複合機の市場動向
インクジェットプリンターおよびインクジェット複合機の市場において、2014年の出荷台数は国内では約571万台、全世界では約6,641万台と見込まれています。2015年の出荷台数については国内は対前年比でほぼ横ばい、全世界では増加と予想されます※。
- ※ 出典:IDC, Worldwide Quarterly Hardcopy Peripherals Tracker, 2014Q1。