高画質と生産性を兼ね備えたライトプロダクションカラー複合機
“imagePRESS C800/C700”を発売
キヤノンは、プロダクション向けカラー複合機「imagePRESS(イメージプレス)」シリーズの新製品として、商業印刷から企業内印刷までの幅広いニーズに対応した“imagePRESS C800/C700”の2機種を、6月中旬より発売します。
発売情報
imagePRESS C800
- 価格
- 800万円(税抜)
- 発売日
- 2014年6月中旬
imagePRESS C700
- 価格
- 650万円(税抜)
- 発売日
- 2014年6月中旬
おもな特長
新製品は、「imagePRESS」シリーズとして初めてライトプロダクション市場に投入する、カラー複合機です。新レーザースキャナーVCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting Laser)や新開発のCVトナーの採用により高画質を実現するとともに、大量印刷時でも色味変化の少ないプリントを提供します。また、幅広い用紙に対応し、用紙の種類や紙厚にかかわらず安定した画質と高い生産性を実現し、高まるユーザーニーズに応えます。
新技術の採用による高画質の実現
“imagePRESS C800/C700”は新レーザースキャナーVCSELの採用により、プリント解像度2,400dpiの高精細な画質を実現しています。また、従来の斜行補正や直角補正に加えて新たに扇形画像デジタル補正が可能です。さらに、新開発のCVトナーを採用し、トナーの表面を滑らかにするなど表面特性を改良し劣化しにくくしたことで、大量印刷時でも高品質で色味変化の少ないプリントを提供します。
用紙の種類にとらわれない安定した生産性
“imagePRESS C800”はカラー/モノクロともに毎分80枚、“C700”はカラー/モノクロともに同70枚の出力速度(いずれもA4ヨコ)を実現しています。両機種とも、定着ベルトを直接加熱する熱効率のよい「IH(Induction Heating)」技術と、2つの定着ベルトを使用する「Advanced-TBF(Twin Belt Fuser)」を採用し、用紙の種類や紙厚にかかわらず安定したプリントを実現します。さらに、定着ベルトの冷却機能を強化することで、トナー定着に必要な温度調整時間を短縮でき、異なる種類の用紙に連続して印刷する際の生産性が向上しています。
プロダクション向けカラー複合機の市場動向
2013年のプロダクション向けカラー複合機の市場規模は、世界市場で約2万3千台でした。2014年は、世界市場で約2万5千台と予想しています。(キヤノン調べ)