「未来につなぐふるさとプロジェクト」 2014年の活動を開始
キヤノンは、環境保全プロジェクト「未来につなぐふるさとプロジェクト」の2014年の活動を3月31日より開始します。本年からは、キヤノン株式会社を含むキヤノングループで活動を展開し、同プロジェクトの活動拠点では、環境保全プログラムに加え、「ジュニアフォトグラファーズ」※の写真教室も開催します。
- ※ キヤノンが2004年から開催している、自然をテーマとした写真撮影の体験を通じて子どもたちの環境に対する意識を高めるとともに、豊かな感性を育む写真プロジェクト。小さな自然が息づく都会や緑が豊かに広がる地域にキヤノングループ会社の社員が赴き、教育機関や地域の方々の協力を得ながら写真教室を開催し、これまでに延べ1万人を超える子どもたちが写真教室に参加。
おもな特長
「未来につなぐふるさとプロジェクト」は、2010年にキヤノンマーケティングジャパンが開始した、子どもたちの未来に美しく緑豊かな“ふるさと”を残すことを目指す環境保全プロジェクトです。活動の一環として、日本各地でNPO法人や地域住民の方と連携した環境保全活動や、「自然環境・生き物・農業」をテーマとした環境学習を実施しています。これまでに、森、畑、田んぼ、干潟などさまざまな場所での環境保全・自然再生活動を約150回行い、全国販売拠点を中心とした従業員と家族3,000人以上がボランティアとして参加してきました。
2014年からは対象を、キヤノン株式会社を含む国内キヤノングループに拡大し実施していきます。2014年は、3月の栃木県塩谷町の活動を皮切りに、北は北海道霧多布湿原から南は沖縄県の宮古島まで、国内13地域で35回の環境保全・自然再生活動を予定しています。具体的には、棚田での田植えや草刈り、茶畑での茶摘み体験、畑の整備など、各地域において特色のあるさまざまな活動を実施します。
また、6月からは本プロジェクトで、「ジュニアフォトグラファーズ」の写真教室を展開していきます。子どもたちが撮影した作品や活動の様子は、キヤノンマーケティングジャパンのウェブサイトや公式YouTubeチャンネルでも紹介します。
未来につなぐふるさとプロジェクトについて
2010年5月に、キヤノンマーケティングジャパンで開始した環境保全プロジェクトです。国内さまざまな地域での社員参加による環境ボランティア活動の実施のほか、お客さまやビジネスパートナーから回収した使用済みカートリッジの本数と、PPC用紙(コピー紙)の販売数に応じて積み立てた金額を原資として、これまでに約4,500万円を、環境保全を行う団体に寄付しました。また、多くの方がこのプロジェクトを支援できる仕組みとして、キヤノンマーケティングジャパンのウェブサイト上で、応援したい各地域の活動をワンクリックすると1円が寄付される「クリック募金」を継続的に行っています。
さらに2013年7月には、公益財団法人パブリックリソース財団と共同で「未来につなぐふるさと基金」を立ち上げ、資金運営とプロジェクト評価を財団が行うことで透明性の高い活動運営を行っています。
- クリック募金URL:https://cweb.canon.jp/csr/donation/