モノクロプロダクションプリンターの幅広いニーズに対応
“Océ VarioPrint 6000 Ultra+シリーズ”を発売
キヤノンは、キヤノングループ会社のオセ製のモノクロプロダクションプリンター“Océ VarioPrint 6000 Ultra+シリーズ”を2014年1月中旬より発売し、CRD(集中コピー室)市場や商業印刷市場など高速モノクロ大量印刷の幅広いニーズに応えます。
発売情報
Océ VarioPrint 6320 Ultra+
- 価格
- 49,800,000円(税別)
- 発売日
- 2014年1月中旬
Océ VarioPrint 6250 Ultra+
- 価格
- 39,800,000円(税別)
- 発売日
- 2014年1月中旬
Océ VarioPrint 6200 Ultra+
- 価格
- 31,800,000円(税別)~
- 発売日
- 2014年1月中旬
Océ VarioPrint 6160 Ultra+
- 価格
- 24,800,000円(税別)~
- 発売日
- 2014年1月中旬
おもな特長
“Océ VarioPrint 6000 Ultra+シリーズ”を市場に投入することで、キヤノングループとしてのモノクロプロダクションプリンターのラインアップをさらに拡充し、市場での幅広いニーズに対応した機能やソリューションを提供していきます。また、ライトレンジ向けの「imageRUNNER ADVANCE PROシリーズ」、ミドルレンジ向けの「imagePRESSシリーズ」、高速連帳プリンターの「Océ ColorStreamシリーズ」、「Océ VarioStreamシリーズ」など、圧倒的なプロダクション製品のラインアップを生かし、商業印刷市場へ積極的に展開していきます。
高い生産性の実現
新製品“Océ VarioPrint 6000 Ultra+シリーズ”は、オセ独自の「Gemini(ジェミニ)」テクノロジーを搭載することで両面同時印刷を可能にし、最上位の“Océ VarioPrint 6320 Ultra+”ではA4両面毎分314ページの高速印刷を実現します。従来機種「Océ VarioPrint 6000 Ultraシリーズ」(2010年取り扱い開始)の優れた基本性能を継承しつつ、処理速度の向上や新しい機能を追加したことで、小ロット・短納期が求められるモノクロ印刷のニーズに応えます。
印刷作業の効率化を推進する数々の機能
最大8時間先の印刷スケジュールを操作画面上に表示し、納期や作業状況に合わせて印刷順序や部数の変更が簡単に行えます。また、オプション装着時にA4サイズで最大24,000枚の大容量給紙と最大18,000枚の大容量排紙を可能にし、連続運転時の印刷オペレーターの作業負荷を軽減するなど、印刷の効率化を実現する数々の機能を備えています。
モノクロプロダクションプリンターの市場動向
モノクロプロダクションプリンター市場は縮小傾向にあるものの、多品種小ロット化やオンデマンドパブリッシングの進展に伴うオフセット印刷からの移行により、今後も安定した需要が見込まれます。モノクロプロダクションプリンターの主なユーザーである製造業では、取扱説明書などの副資材のコスト削減が求められる一方、もう一つの主要ユーザーである商業印刷事業者では、小ロットの書籍印刷や絶版書の再版、自費出版などの新たなビジネスが拡大しつつあります。どちらの分野においても生産現場の効率化、小ロット生産による在庫削減は重要なテーマであり、効率的なワークフローの構築による省力化、自動化に向けたデジタル印刷の活用が注目されています。(キヤノン調べ)