ニュースリリース
2013年9月5日
4Kカメラに対応した焦点距離35mmの単焦点レンズを発売
EFシネマレンズのラインアップをさらに拡充
キヤノンは、デジタルシネマカメラ用交換レンズ「EFシネマレンズシリーズ」の新製品として、単焦点35mmの“CN-E35mm T1.5 L F”を2013年12月上旬より発売します。
- CN-E35mm T1.5 L F
- CN-E35mm T1.5 L F
- 価格(税別)44万円 (発売日:2013年12月上旬)
“CN-E35mm T1.5 L F”(EFマウント)は、焦点距離35mmの単焦点レンズで、フルHDの4倍を超える画素数を持つ4K(4,096×2,160画素)のカメラに対応する優れた光学性能を有します。この新製品が加わることで、EFシネマレンズのラインアップがさらに充実し、CINEMA EOS SYSTEMの高画質で多彩な表現力を強化していきます。
■ 4Kカメラや35mmフルサイズのセンサーに対応する優れた光学性能
新製品は、高品位な映像を撮影する4Kカメラに対応する優れた解像力を備えています。35mmフルサイズのセンサーに対応しているため、ハイエンドのデジタル一眼レフカメラのほか、スーパー35mm相当のセンサーを搭載したキヤノン製デジタルシネマカメラ(EFマウント)にも対応しています。また、Tナンバー※1.5の明るさにより、暗所においても自然光を生かした映像を撮影することができます。
画質においては、11枚絞羽根を採用することにより、柔らかく美しいボケ味を表現できます。
■ EFシネマレンズのラインアップが拡充
キヤノンは、2011年11月にEFシネマレンズ7機種を含むCINEMA EOS SYSTEMを発表して以来、EFシネマレンズのラインアップの拡充を図ってきました。このたび新たに1機種を投入することにより、ラインアップは合計14機種となります。
キヤノンは、ズーム・単焦点レンズの総合力で、多彩な映像表現を求める映像制作のニーズに応え、映像表現領域の拡大と映像文化の発展に寄与します。
- ※Fナンバーは焦点距離と口径から割り出される明るさの理論値であるのに対し、TナンバーはFナンバーにガラスの透過率も含めた値で、シネマレンズではTナンバーでの表記が一般的です。