ニュースリリース

2013年7月2日

革新的なAF技術「デュアルピクセルCMOS AF」を採用
デジタル一眼レフカメラ“EOS 70D”を発売


キヤノンは、革新的なAF技術をEOSシリーズで初めて採用し、キーデバイスの一新による高水準な基本性能を備えたデジタル一眼レフカメラ“EOS 70D”を2013年8月29日より発売します。

EOS 70D *EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM装着時
EOS 70D
EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM
装着時
  • EOS 70D
    オープン価格 (発売日:2013年8月29日)

最新の製品はキヤノンパーソナル向けショールームにて展示しております。


“EOS 70D”は、入門機からのステップアップや、本格的な写真表現を求めるハイアマチュアユーザーに向けて開発されました。従来機種「EOS 60D」(2010年9月発売)からCMOSセンサー・映像エンジンなどのキーデバイスを一新しながら、新AF技術「デュアルピクセルCMOS AF」の採用により、ライブビュー撮影および動画撮影時のAF性能を大幅に進化させています。これにより、本格的な作品づくりへのさまざまなユーザーニーズに応え、撮影領域の拡大に貢献していきます。

■ 革新的なAF技術「デュアルピクセルCMOS AF」をEOSシリーズで初めて採用

新AF技術「デュアルピクセルCMOS AF」の採用により、ライブビュー撮影時に撮像画面の縦横それぞれ約80%の広い測距エリアで、ファインダー撮影時と同様に最終合焦まで位相差AF※1が可能です。これにより、従来のキヤノンの撮像面位相差AFに比べ、より短い合焦時間と動く被写体に対する優れた追従性を実現しています。さらに、動画撮影時には動画サーボAFの追従性も向上しているため、動きの速い被写体に対して滑らかにピントを合わせ続けながら撮影することができます。

■ 一新されたキーデバイスが実現する充実した基本性能

APS-Cサイズ・約2,020万画素の新開発CMOSセンサーと、高速な画像処理を可能にする映像エンジンDIGIC 5+の搭載により、高画質と最高約7コマ/秒の高速連写を両立しています。さらに、最高ISO12800※2(拡張ISO25600)の常用ISO感度により、暗所でもノイズを抑えた撮影が可能です。また、ファインダー撮影時には、19点の全測距点がクロスセンサーとなるAFセンサーの採用により、さまざまな構図への対応力や動く被写体の捕捉力に優れています。

■ Wi-Fi対応の無線LAN機能を内蔵

Wi-Fi対応のスマートフォンから、静止画の撮影や、カメラ内のメモリーカードに記録された静止画(JPEG画像)の取り込みなど、遠隔操作※3が行えます。

  • ※1一部のEFレンズ旧モデル装着時、拡大表示時、動画デジタルズーム時、エクステンダー装着時にはコントラストAFになります。
  • ※2動画撮影時の常用ISO感度は、最高ISO6400です。
  • ※3スマートフォンからの操作には、専用アプリケーションEOS Remoteが必要です。EOS Remote はiOSとAndroidに対応していますが、すべての機種での動作を保証するものではありません。

【レンズ交換式デジタルカメラの市場動向】

2012年のレンズ交換式デジタルカメラの出荷台数(全世界)は、対前年比約13%増の約1,800万台に達しました。2013年はアジア地域を中心とした需要の伸長に伴い、対前年比で約11%増の約2,000万台と、順調な市場の拡大が見込まれています。(キヤノン調べ)

  • デジタル方式でレンズ交換が可能な一眼レフ・ノンレフレックスの両方を含みます。

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