ニュースリリース
2013年4月4日
小型の業務用フルHDビデオカメラ“XA25”と“XA20”※を発売
3つのキーコンポーネントを刷新し、プロが求める高画質を実現
キヤノンは、3つのキーコンポーネントを刷新し、高画質を実現する小型の業務用フルHDビデオカメラの“XA25”と“XA20”を2013年6月中旬より発売します。
- ※“XA25”は、“XA20”に着脱式ハンドル・SDI端子が追加された製品です。
- XA25
- XA25
- オープン価格(発売日:2013年6月中旬)
- XA20
- オープン価格(発売日:2013年6月中旬)
“XA25”と“XA20”は、「XA10」(2011年3月発売)の後継機種で、報道や結婚式などのイベントの記録撮影などの用途を想定しています。小型のボディーを継承しつつ、ズームレンズ・CMOSセンサー・映像処理プラットホームを刷新し、さらなる高画質を実現しています。
■ 3つのキーコンポーネントの刷新により、さらなる高画質を実現
長年培ってきたレンズ技術を駆使した新開発の広角・高倍率の光学20倍ズームレンズを搭載し、幅広い撮影シーンに対応しています。また、このレンズの光学性能を最大限に引き出す新開発のCMOSセンサー「HD CMOS PRO」と、演算処理能力に優れた新映像処理プラットホーム「DIGIC DV 4」の組み合せにより、最低被写体照度1.2lux(シャッタースピード1/30秒)の高感度と広ダイナミックレンジを実現し、暗いシーンでも低ノイズで深みのある映像表現が可能です。防振機能も進化し、特に歩きながら撮影する際の映像の歪みを大幅に軽減し、安定した映像を得られます。
■ プロの高い要求に応える操作性と実用性
キヤノンのビデオカメラとして初となる有機ELの3.5型静電容量式タッチパネルを採用し、クリアな画面表示と軽快な操作感を実現しています。また、テレビなどとの親和性の高いAVCHD(最高約28Mbps)と、Webアップロードやファイルの移動やコピーが簡単に行えるMP4(最高約35Mbps)の2種類の記録形式を採用し、且つそれらの同時記録が可能など、実用性がさらに向上しています。3MbpsのMP4モードで撮影した映像は、FTPファイル転送機能で即座に転送できるため、撮影してすぐに放送する報道の速報など、スピードが要求される現場で威力を発揮します。さらに、Wi-Fi対応の無線送信機能を搭載し、撮影した映像を携帯端末やパソコンなどに送信できるほか、携帯端末でのリアルタイムなリモート操作が可能です。
【業務用フルHDビデオカメラの市場動向】
国内や北米市場ではフルHDが既に常識的なほか、中国市場においても2008年の北京オリンピックを機に機材のフルHD化が一気に加速しました。このように、世界的にフルHDが普及している中、映像コンテンツの制作現場では、高画質に加えたさらなる付加価値として、低価格でありながら、操作性や実用性に優れた撮影機材が求められています。(キヤノン調べ)