ニュースリリース

2012年10月11日

キヤノンMJ、ワークスタイルの変革により顧客対応力を強化
ウルトラブック12,000台、スマートフォン5,000台を導入


キヤノンマーケティングジャパン株式会社(社長:川崎正己、以下、キヤノンMJ)は、このほど電子メールなどのコミュニケーションシステムを刷新するとともに、キヤノンMJグループの社員を対象に薄型軽量のウルトラブックを約12,000台、また営業職を対象にスマートフォンを約5,000台導入し、顧客への対応力を強化します。


キヤノンMJグループは、2011年から2015年までの5カ年計画「長期経営構想フェーズ II」の重点実施項目として「グループ経営革新」を掲げており、ITの活用によるマーケティングおよび販売力の強化を進めています。これまで当社では、ノートパソコンおよび個人用内線電話を用いたオフィスのフリーアドレス制の導入や営業サポート用の社内交流サイトの活用など、ワークスタイルの変革と顧客対応の強化に取り組んできました。今回、電子メールを始めとするコミュニケーションシステムを切り替え、最新の業務端末を導入することで、社員の所在やデバイスの種類に依存しない、よりスピーディーな社内コミュニケーションが実現し、お客様への迅速で的確な応対が可能になります。
今後は、在宅勤務、BCP(事業継続計画)への活用、社内ネットワークの無線LAN化などを検討するほか、今回のシステム変更によるワークスタイルの変革をお客様にも提案していきます。

■導入の概要

<ウルトラブックの導入>

キヤノンMJグループ社員約12,000名の業務用パソコンとして、薄型軽量なウルトラブックを2012年10月以降、順次導入します。より軽量で高性能なパソコンとフリーアドレス、無線LANの活用により、社内では場所を選ばずにネットワークが使用可能になり、社内コミュニケーションの活性化とさらなる業務効率の向上を推進します。

<スマートフォンの導入>

主に営業職が外出先で使用するビジネスツールとして、iPhoneを採用しました。既にiPhone 4Sを2,000台以上導入しており、2012年末までに約5,000台を導入する予定です。従来の携帯電話では不可能だった業務資料の閲覧や、基幹システムとの連動による各種申請の上長承認が可能になり、営業効率が向上します。また、iPhoneは従来より活用している営業マネジメント用のセールスフォースとも連携します。営業活動後、商談情報を直ちに入力することができ、営業部門内でのスピーディーな情報共有が可能になり、顧客対応品質の向上につながります。

<電子メール/スケジューラシステムの変更>

統合コミュニケーション基盤である「Microsoft Exchange」と「Microsoft Lync」を導入し、メール、スケジューラおよび在席管理など各コミュニケーションツールを連携させます。ウルトラブックやスマートフォンのどちらでも、社内外を問わず業務が可能となり、多様なワークスタイルに対応することができます。

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