ニュースリリース
2012年9月11日
キヤノン初のフルHD対応ネットワークカメラを発売
“VB-H41/VB-H41B”など4機種
キヤノンは、当社のネットワークカメラとして初めてフルHDに対応した新製品“VB-H41/VB-H41B”“VB-H610VE”“VB-H610D”“VB-H710F”の合計4機種を、2012年12月上旬より順次発売します。
- VB-H41
*別売の天井取付用カバー使用時
- VB-H41(シルバー)/ VB-H41B(ブラック)
- 価格28万8,000円 (発売日:2012年12月上旬)
- VB-H610VE
- 価格22万8,000円 (発売日:2012年12月上旬)
- VB-H610D
- 価格18万8,000円 (発売日:2012年12月上旬)
- VB-H710F
- 価格18万8,000円 (発売日:2012年12月上旬)
新製品“VB-H41/B”は、「VB-M40/B」(2011年5月発売)の上位機種で、パン・チルト・ズームが行える旗艦モデルです。カメラやレンズ開発で培った光学技術や映像技術を結集したことにより、フルHDに対応する卓越した高画質や高度な配信性能を備えています。これにより、セキュリティーやマネジメント、映像配信など用途の多様化に伴い、高画質化の要望が高まっている昨今のネットワークカメラ市場のニーズに応えていきます。
■ 大容量・高速配信を実現する映像圧縮通信エンジンDIGIC NET II
従来の映像圧縮通信エンジンDIGIC NETに比べ、配信性能が大幅に向上したDIGIC NET IIを新たに搭載しています。これにより、大容量のフルHDデータを最大30フレーム/秒の高フレームレートで配信することができ、高画質でコマ落ちのないスムーズな映像が得られます。
■ クラス最高水準※1の低照度性能
カラー撮影時には0.4ルクス、ナイトモードでの白黒撮影時には0.02ルクスと、クラス最高水準の最低被写体照度※2に対応したことで、月明かり程度の環境下でも低ノイズなカラー撮影を可能にし、夜間監視などで威力を発揮します。さらに、映像の暗部を明るく補正するスマートシェード補正機能の搭載により、逆光などで判別しにくい人物などを的確に識別できます。
■ 優れた拡張性
業界標準通信インターフェース規格であるONVIF(オンビフ)の最新バージョン2.2に対応するとともに、機器の機能分野別に接続性を保証する最新の認証方式Profile Sにも対応したことで、他のONVIF準拠製品との相互接続性がより向上し、システムの拡張性を発展させています。
- ※1フルHDに対応したネットワークカメラとして。2012年9月11日現在。(キヤノン調べ)
- ※2最低被写体照度は、シャッタースピード1/30秒、スマートシェード補正機能「OFF」時の数値です。
【ネットワークカメラの市場動向】
2011年のネットワークカメラの市場は、アナログCCTVカメラからの買い替えが進んだことなどにより、世界市場で約1,240億円(対前年比約35%増)、国内市場で約81億円(対前年比約22%増)と大幅に市場規模が拡大しました。2012年も引き続き好調を維持し、世界市場で約1,730億円(対前年比約39%増)、国内市場で約93億円(対前年比約15%増)と予想しています。(出展:テクノ・リサーチ・システム社「2011年版ネットワークカメラ市場のマーケティング分析」)
セキュリティー、マネジメント、マーケティング、映像配信など用途の多様化が進む一方、高画質化のニーズも高まりを見せています。(キヤノン調べ)