ニュースリリース
2012年9月26日
プロ向けインクジェットプリンターのラインアップが完成
“PIXUS PRO-10/PRO-100”を発売
キヤノンは、インクジェットプリンター「PIXUS(ピクサス)」シリーズの新製品として、A3ノビ対応のプロ向けモデル“PIXUS PRO-10/PRO-100”を2012年11月上旬より発売します。
- PIXUS PRO-10
- PIXUS PRO-100
- PIXUS PRO-10
- オープン価格(発売日:2012年11月上旬)
- PIXUS PRO-100
- オープン価格(発売日:2012年11月上旬)
最新の製品はキヤノンパーソナル向けショールームにて展示しております。
新製品は、優れた色再現など豊かな表現力を備えた「PIXUS PRO-1」(2012年6月発売)に続く、プロやハイアマチュア向けのインクジェットプリンターです。このたび10色の新インク(顔料インク9色とクロマオプティマイザー)を採用した“PIXUS PRO-10”と8色染料インクを採用した“PIXUS PRO-100”が加わることで、「PIXUS PRO」シリーズのラインアップが完成します。
■ 新インクシステムと「OIG System」により高画質プリントを実現
“PIXUS PRO-10”は10色の新インクにより、色安定性に加え、上位機種の「PIXUS PRO-1」に匹敵する色域を実現しています。また、クロマオプティマイザーを採用することで、均一な光沢感を提供するとともに、表面に反射する光量を抑え、黒濃度が向上しています。“PIXUS PRO-100”は8色の染料インクにより、広い色域と高発色、高光沢プリントを実現しています。新製品2機種はそれぞれ3色の黒系インクにより、暗部の色再現領域が従来機種※に比べ拡大し、本格的なモノクロプリントを実現します。さらに、適正なインクの組み合せと紙面へのインク滴の配置を選択する「OIG System(オーアイジーシステム)」を採用し、異なる写真用紙に応じた高画質写真プリントへの高いニーズに対応します。
- ※“PIXUS PRO-10”の従来機種は「PIXUS Pro9500 Mark II」(2009年4月発売)、“PIXUS PRO-100”の従来機種は「PIXUS Pro9000 Mark II」(2009年4月発売)。
■ 新搭載の「PROモード」やソフトウエアが作品づくりをサポート
プリンタードライバーの色調整機能として新たに「PROモード」を搭載し、撮影した画像をモニター上で色調整後、その画像の表示に近い印象で写真をプリントできます。これにより、色の再調整の負荷やプリントの刷り直しを低減します。また、新たに用意したプラグインソフトウエア「Print Studio Pro(プリントスタジオプロ)」は、各種画像処理ソフトと連携し、作品を素早く、思い通りにプリントすることができます。
【インクジェットプリンターの市場動向】
インクジェットプリンターおよびインクジェット複合機の市場において、2012年の国内出荷台数は約620万台、世界では約7,418万台と見込まれています。2013年については国内および世界共に前年に比べ出荷台数が増加に転じると予想されます。※
- ※出典:IDC「Worldwide Quarterly Hardcopy Peripherals Tracker, 2012.Q2」