ニュースリリース
2012年9月4日
小型・軽量で、高精細なフルハイビジョン映像の撮影が可能な
カメラ一体型リモート雲台を発売
キヤノンは、放送局の高い要求にも応える高精細なフルハイビジョン映像の撮影が可能な、小型・軽量のカメラ一体型リモート雲台を、2012年12月より発売します。
- BU-42H/BU-47H
- BU-42H
- 価格(税別)230万円 (発売日:2012年12月上旬)
- BU-47H
- 価格(税別)230万円 (発売日:2012年12月上旬)
“BU-42H”/“BU-47H”は、「BU-41H」/「BU-46H」(2010年発売)の後継機種です。小型・軽量のため様々な場所に設置できることに加え、高精細なフルハイビジョン映像の撮影が可能なため、お天気カメラや監視カメラだけでなく、スタジアムにおけるスポーツ中継などの本格的な放送用途など、幅広い用途に対応します。
■高精細なフルハイビジョン映像を撮影可能
1/3型の3板式CMOSセンサー(有効画素数約207万画素)と、高性能映像エンジン「DIGIC DV III」を新たに搭載しています。これにより、優れた色再現性と豊かな階調性を実現する高精細なフルハイビジョン映像の撮影が可能です。また、最低被写体照度が従来機種の0.4ルクス※1から0.08ルクス※2へ向上し、より暗い環境での撮影に対応しています。さらに、オペレーションユニット「OP-450」(2011年発売)との組み合わせ時には、より細かな画質調整が可能です。
■幅広い設置環境に対応
外形寸法が386(幅)×390(高さ)×337(奥行き)mm、質量が約17kgの小型・軽量ボディのため、狭小空間にも設置できます。また、レンズシフト式の光学防振機能を採用した光学18倍のズームレンズを搭載し、強風時も、広角から望遠域までブレを抑えた安定した映像の撮影が可能です。さらに、防塵防水保護規格IP45※3に対応しているほか、ワイパーを標準装備しているため、風雨にさらされた状況でも使用できます。
- ※160i、F1.6、ゲイン18dB、シャッタースピード1/4秒時。
- ※260i、F1.6、ゲイン33dB、シャッタースピード1/4秒時。
- ※3JIS(日本工業規格)C0920「電気機械機器の防水及び固形物の侵入に対する保護等級」で規定されている等級の一つです。 破損や故障を生じないことを保証するものではありません。
【リモート雲台カメラの市場動向】
ビルの屋上や景勝地などに常設し、遠隔操作で映像を撮影できるリモート雲台カメラは、天気予報や報道番組などの用途で、多くの放送局で採用されています。また、放送用途以外にも、セキュリティ需要の増大により、監視カメラの高画質化の要求も高まり、あらゆる場面でフルハイビジョン出力に対応する低価格の雲台カメラの需要拡大が見込まれています。