ニュースリリース
2012年8月8日
キヤノンとオセが共同開発
モノクロプロダクションプリンター“Océ VarioPrint 135”など3機種発売
キヤノンとオセは、モノクロプロダクションプリンター「Océ VarioPrint(バリオプリント)」シリーズの新製品として、CRD(集中コピー室)市場など高速モノクロ大量印刷の幅広いニーズに対応する“Océ VarioPrint 135/120/110”の3機種を2012年10月下旬より発売します。
- Océ VarioPrint 135
- Océ VarioPrint 135/120/110
- 価格(税別)600万円~ (発売日:2012年10月下旬)
“Océ VarioPrint 135/120/110”は、オセの新規開発エンジンに、キヤノンの高性能フィニッシャーおよびスキャナーを組み合わせた共同開発製品です。本製品の導入により、キヤノングループとしてのモノクロプロダクションプリンターのトータルラインアップがさらに拡充され、市場での幅広いニーズに対応したソリューションを提供していきます。
■キヤノンとオセの技術を組み合わせた高品位な印刷物の提供
新製品は、オセの新規開発エンジンの搭載により、毎分113ページから138ページ(A4両面)の高速出力を実現しています。また、転写・定着を同時に行う「DirectPress(ダイレクトプレス)」技術でオフセット印刷に迫る高精細な印刷を実現しているほか、低温融点トナーの採用により、定着時の熱で起こりがちな用紙の波打ちを軽減しています。この優れた本体性能とキヤノンの高性能フィニッシャーおよびスキャナーを組み合わせることで、高品位で多彩な印刷物の提供を実現しています。
■優れた操作性を実現するプリンターコントローラー「PRISMAsync」を搭載
オセ製のコントローラー「PRISMAsync(プリズマシンク)」の搭載により、操作パネルから最大8時間先までの印刷予定を確認できます。また、簡単なパネル操作で部数・印刷順の変更が可能なため、急な印刷依頼にもスムーズに対応することが可能です。
【モノクロプロダクションプリンターの市場動向】
モノクロプロダクションプリンター市場は、2007年をピークに全世界的に一時的に落ち込みを見せていたものの、2010年以降はアジア市場の成長などを背景に安定傾向にあります。日本市場においても、デジタル印刷機によるプリントオンデマンドの急速な普及や、物流・通信販売業界を中心とした基幹プリントニーズの拡大により、今後も安定した需要が見込まれます。高生産性の実現と高品位な印刷物の提供が可能な本製品の市場投入により、さらなる販売拡大が期待されます。(キヤノン調べ)