ニュースリリース
2012年4月4日
液晶プロジェクター“WUX5000”を発売
5,000lmの高輝度とフルHDを超えるWUXGAの高解像度を実現
キヤノンは、「パワープロジェクター」シリーズの新製品として、自社製LCOSパネルを搭載し、5,000lmの高輝度な投写を実現したインストールタイプの液晶プロジェクター“WUX5000”を4月11日に発売します。
- WUX5000
- パワープロジェクター WUX5000
- オープン価格 (発売日:2012年4月11日)
2011年10月に発売した「WUX4000」は、新開発の交換型投写レンズから得られる設置・投写条件の多様性や高いメンテナンス性を実現し、好評を得ています。このたび、「WUX4000」の基本性能を継承しつつ5,000lm※1の高輝度を実現する、インストールタイプの液晶プロジェクターの最上位モデル“WUX5000”を発売し、ラインアップの拡充を図ります。
■ 高解像度と高輝度を実現
“WUX5000”は、格子感がほとんどないシームレスな画像を投写できる反射型液晶パネル「LCOS(エルコス)」と、LCOSの性能を最大限に発揮するために開発した独自の光学システム「AISYS(エイシス)」、そして自社製ズームレンズを組み合わせることにより、小型ながらも、フルHDを超えるWUXGA(1,920×1,200画素)の投写が可能です。また、輝度が5,000lmに向上し、高解像度と高輝度を実現します。
■ 教育、医療の現場やグラフィックの投写などに最適
格子感がほとんどなく、階調性豊かでなめらかな画像を再現することが可能な “WUX5000”は、数字やグラフの細線などを投写する大学の授業のほか、淡い色のグラデーションや微妙な質感の再現を必要とするグラフィックデザインの投写などで威力を発揮します。また、オプションの「DICOM SIMモード※2」は、レントゲンやCT、MRIなどの映像を、医療用画像の国際標準規格DICOM14に近似した階調で投写できるため、院内カンファレンスでも効果的に利用できます。
- ※1標準ズームレンズ、望遠ズームレンズ装着時。
- ※2医療診断用機器ではないため、実際の診断には使用できません。
【プロジェクターの市場動向】
2011年のビジネスプロジェクターの市場規模は、世界市場で約715万台、国内市場で約19万台でした。2012年においては、世界市場で約780万台、国内市場では約19万台と予想しています。(キヤノン調べ)