ニュースリリース

2012年4月18日

第7回キヤノンカレンダー写真作家に、写真家の森 武史氏を起用


キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:川崎正己、以下キヤノンMJ)は、第7回キヤノンカレンダー写真作家公募を行い、2014年版カレンダーの写真作家に写真家の森 武史氏を選出しました。

キヤノンMJは、「自然との共生」をテーマに日本の風景を写したカレンダーを毎年制作しており、2008年版よりカレンダー写真作家を一般公募で選出しています。
今回で7回目となる写真作家の公募は、2014年版カレンダーに起用する撮影者を選ぶもので、54名より応募がありました。キヤノンMJは厳正な審査の結果、プロ写真家として活躍する森 武史氏をこのほど7人目の公募作家に選出しました。森氏には今後約1年間を通じ、カレンダー作品の撮り下ろしを委嘱します。
キヤノンMJは、アマチュア写真家向けのフォトコンテストの定期実施や、写真ギャラリーやフォトサークルの運営なども行っており、今後も写真文化の更なる発展に尽力していきます。

第7回キヤノンカレンダー写真作家 森 武史氏
第7回キヤノンカレンダー写真作家
森 武史氏

【森 武史氏メッセージ】

このたびは、キヤノンカレンダー写真作家にお選びいただき、有難うございます。
私は主に紀伊半島を中心に撮影をしており、今回のキヤノンカレンダーの撮影候補地もこの地を予定しています。
紀伊半島には伊勢・熊野・吉野・大峯・高野山などの聖地が点在し、深い山々や森に囲まれて、自然とともに固有の文化を形成しています。またそれらを結ぶ「参詣道」熊野古道は重々たる山々を貫き、古から都や各地から色々な想いを胸に人々が訪れて来ました。
2011年は東北だけではなく熊野でも、大きな自然災害がありました。
そこで今回のカレンダーには、現代人が忘れかけている大自然に対しての畏敬の念、感謝の気持ちや信仰心という「自然と人」との関係を考えていただける作品の撮影を予定しています。
作品は見る人のこころの中で最終的に完成すると言われます。この一年、紀伊半島の自然の中カメラを背負って歩き回りますが、見る人々それぞれのこころに染み入る作品を撮影したいですね。

【プロフィール】

森 武史(もり・たけし)
1957年 三重県玉城町生まれ。
1980年 大阪芸術大学写真学科卒業
1999年 熊野古道写真集『くまのみち』(月兎舎)発刊
2004年 DVD熊野写真集『祈り天空に満ちて』発売
2006年 鳥羽離島写真集『絶海』(月兎舎)発刊
2008年 「熊野修験」写真展 フランス パリ
2009年 「熊野修験」写真展 東京 浅草
2010年 「熊野修験」写真展 京都 法念院
~2014年春  伊勢神宮「神宮の森」写真展(伊勢神宮内宮前おはらい町常設展示)

【キヤノンカレンダー写真作家公募について】

キヤノングループは“共生”の理念のもと、人類と自然の調和を目指し、すべての企業活動において、地球規模での環境保証に積極的に取り組んでいます。
この企業理念に基づき、キヤノンMJでは日本各地の風景を写した写真作品を使用し、毎年カレンダーを制作しています。2008年版キヤノンカレンダーより内容のいっそうの充実を目的に、カレンダー用風景写真の撮影者を一般公募制とし、選定された方に作品撮影を委嘱しています。これまでに6名の公募作家を選定し、今回の森 武史氏は7人目となります。

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