ニュースリリース

2011年2月1日

印刷スピードを最大約2倍に高速化
大判プリンター“imagePROGRAF iPF8300S/iPF6300S”を発売


キヤノンは、大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF(イメージプログラフ)」シリーズの新製品として、ポスター印刷からプルーフ(色校正)までの幅広いニーズに対応した“iPF8300S/iPF6300S”を、2月下旬より発売します。

imagePROGRAF iPF8300S
imagePROGRAF iPF8300S
imagePROGRAF iPF6300S
imagePROGRAF iPF6300S
オプションのスタンド「ST-25」装着時
  • imagePROGRAF iPF8300S
    価格(税別)59万8,000円(発売日:2011年2月下旬)
  • imagePROGRAF iPF6300S
    価格(税別)29万8,000円(発売日:2011年2月下旬)

新製品“iPF8300S”はB0ノビ(44インチ)、“iPF6300S”はA1ノビ(24インチ)に対応し、いずれも従来機種※1の高い生産性をさらに向上させるとともに、高画質モデルの技術を採用し、スピード、画質とも大幅に進化させたモデルです。色鮮やかなポスターの高速印刷や、高精細プルーフ(色校正)出力に対応し、出力センター・小売業からデザイナーなど幅広いユーザーのニーズに応えます。

■ 高生産性ニーズに応える高速・低コスト印刷

新印刷プロセスの採用により、“iPF8300S”はB0約1.3分、“iPF6300S”はA1約35秒と、従来機種に比べ最大約2倍※2の高速印刷に対応するとともに、高速印刷時に起こりがちなスジやムラを抑制しています。また、インク消費量を「標準」モードから約50%削減して印刷する「お試し印刷」機能※3を搭載するなど、経済性を重視した出力にも対応します。

■ 業務用途の高度な要求に応える高品位な画質と常に安定した色再現性

「LUCIA EX」8色顔料インクの採用により、従来機種に比べ色再現領域を約20%拡大し、深みのある黒を再現するほか、インクの着弾位置精度を高めて、高精細な文字・細線の出力を実現しています。また、色のばらつきを補正する「カラーキャリブレーション」機能を標準搭載し、複数台を用いた大量印刷や繰り返し印刷時に求められる安定した色再現を可能にしました。

なお、新製品2機種は、2011年2月2日から4日まで池袋サンシャインシティ コンベンションセンターTOKYOで開催される印刷展示会「PAGE2011」に出展されます。

  • ※1iPF8300S の従来機種はiPF8000S(2007年9月発売)。iPF6300S の従来機種はiPF6000S(2008年9月発売)。
  • ※2新製品の「速い+エコノミー」モードと従来機種の「速い」モードを普通紙で比較した場合。印刷モードにより画質は異なります。
  • ※3印刷品位「速い」モードを選択後、「エコノミー」モードを選択した場合。印刷モードにより画質は異なります。

【大判プリンターの市場動向】

業務効率改善や即時性向上に向けたポスターの内製化やオンデマンド印刷化を背景に、ポスター出力における大判インクジェットプリンターへのニーズは高まりつつあります。また、プリンターの色再現領域の拡大や印刷精度の向上にともない、プルーフ(色校正)出力へのニーズも確実に広がりを見せています。
これらを背景に、大判インクジェットプリンター市場はこれまで堅調な拡大を続けています。2009年は金融危機により一時的な低迷はありましたが、2010年以降は回復基調にあります。

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