ニュースリリース
2010年10月22日
第6回キヤノンカレンダー写真作家公募の受付を11月より開始
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(社長:川崎正己、以下キヤノンMJ)は、第6回キヤノンカレンダー写真作家公募を11月1日に開始します。
本公募は、2013年版キヤノンカレンダー用の風景写真の撮影者を選ぶもので、プロ写真家、アマチュア写真家を問わず誰でも応募することができます。
全応募者の中から1名を2013年版キヤノンカレンダー写真作家に選定します。選ばれた人には、2011年4月から翌2012年5月までの期間、カレンダー作品の撮影を委嘱します。
【第6回キヤノンカレンダー写真作家 公募期間】
2010年11月1日(月)~2011年1月31日(月)必着
【公募概要】
- 2013年版キヤノンカレンダー用の写真の撮影者を募集します。
- 日本の風景を題材にした、応募者本人の作品を提出していただきます。
(提出作品は選考のための資料とし、カレンダー作品としては使用しません)
- 日本の風景を題材にした、応募者本人の作品を提出していただきます。
- 公募締切後の選考会にて、全応募者の中からカレンダー写真作家を1名選出します。
- 選考結果は、2011年3月上旬に応募者全員に書面にて連絡します。
- 選出された人に、2011年4月から翌2012年5月にかけてカレンダー作品の撮影を委嘱します。
【選考委員】
キヤノンカレンダー写真作家選考委員
【応募規定】
- ○ 応募資格
- プロ写真家、アマチュア写真家を問わず誰でも応募することができます。
- 個人の応募に限ります。
- 国籍・年齢は問いません(ただし日本在住であること)。
- 写真撮影委嘱の後、2011年4月から2012年5月までの期間を通じて撮影のできる人。
- ○ 応募の条件
- 応募作品
- : 日本国内の風景写真
- 選考対象
- : 35mmサイズ以下のフィルムカメラ・デジタルカメラを使用
過去3年以内に撮影された写真(既に発表している作品でも応募可)
応募作品の使用カメラは自由(キヤノン製のカメラでなくても応募可)
- 提出方法
- : 作品を六切またはA4サイズにプリントし、所定の応募用紙を添えて提出。
(ポジフィルム・データによる応募は受け付けません)
なお、選考後に応募作品は返却します。
- 応募に必要な作品数 : 20点
- 応募費用
- : 無料(応募作品の送料は応募者本人の負担になります)
- ※応募要項詳細は公募ページをご確認ください。また、応募用紙も同ページでダウンロードできます。
【キヤノンカレンダーについて】
キヤノングループは“共生”の理念のもと、人類と自然の調和をめざし、開発・生産から販売・サポートに至るあらゆる企業活動で、地球規模の環境保全に努めています。
この企業理念に基づき、キヤノンMJでは1987年より「自然との共生」をテーマにした、日本の風景写真をあしらった企業カレンダーを毎年制作しています。
さらに2008年版キヤノンカレンダーより写真作家を公募制とし、これまでに5名の写真家に作品の撮影を委嘱しています。
- 第1回公募(2008年版カレンダー): 米津 光氏 「Harmony of Light 光の音色」
- 第2回公募(2009年版カレンダー): 岩木 登氏 「Primitive Rhythms 原生の鼓動」
- 第3回公募(2010年版カレンダー): 秋元亮太氏 「Lightscape 光彩の季(とき)」
- 第4回公募(2011年版カレンダー): 渡辺幸雄氏 「Mountain Harmony 光の協奏曲」
- 第5回公募(2012年版カレンダー): 早見紀章氏 ※現在撮影中
- 2008年版
「Harmony of Light 光の音色」
(写真:米津光氏)
- 2009年版
「Primitive Rhythms 原生の鼓動」
(写真:岩木登氏)
- 2010年版
「Lightscape 光彩の季(とき)」
(写真:秋元亮太氏)
- 2011年版
「Mountain Harmony 光の協奏曲」
(写真:渡辺幸雄氏)
【2011年版カレンダー写真作家 渡辺幸雄(わたなべ・ゆきお)氏メッセージ】
キヤノンカレンダー写真作家が公募になり、我々自然を撮影対象とする写真家にとって、新たなチャンスの場が広がりました。僕の場合、第1回の公募から毎年応募し続け、4年目にしてようやく念願が叶ってキヤノンカレンダー作家に選んでいただきました。そして選定の連絡をいただいた時には、喜びと同時にこれまで撮り続けてきた自分の写真作家活動が間違いではなかったと、改めて確信しました。
この一年間の撮影を振り返ってみると、ファインダーを通して見つめ、出会った自然風景が次々によみがえってきます。自分で描いたイメージに合う花や紅葉を追い求め、野山を駆けめぐったこと。雲や日の出のシーンでは、思いがけないシャッターチャンスにも恵まれました。
今回のカレンダーの撮影では、今までの自分に縛られない、自由な気持ちで撮影に臨みました。これまで培ってきた山岳写真家としての撮影スタイルを継続しながらも新たにチャレンジした被写体がたくさんありました。誰もいない冬の北アルプス稜線に立ち、風雪に耐え抜いてくれたカメラと撮影の機会を与えて下さったキヤノンの皆様に感謝いたします。
これからは今まで以上に自然との出会いの瞬間を大切にしながら、山だけにこだわらず、素晴らしい自然風景写真を撮り続けていきたいと思います。