ニュースリリース
2010年10月28日
さらなる高画質・高生産性を追求した
プロダクション向け複合機“imagePRESS C7010VP/C6010”を発売
キヤノンは、プロダクション向け複合機「imagePRESS(イメージプレス)」シリーズの新製品として、商業印刷から企業内印刷までのニーズに対応した “imagePRESS C7010VP/C6010”の2機種を、11月下旬より発売します。
- imagePRESS C7010VP
※オプション装着時
- imagePRESS C7010VP
- 価格(税別)2,150万円~※ (発売日:2010年11月下旬)
- imagePRESS C6010
- 価格(税別)1,850万円~※ (発売日:2010年11月下旬)
- ※コントローラーの種類によって価格が異なります。
新製品は、プロダクション向け複合機の最上位機種として、オフセット印刷に迫る高画質・高精細を実現し、高い生産性を誇る「imagePRESS C7000VP/C6000」の後継機です。カラー/モノクロともに“C7010VP”は毎分70枚、“C6010”は同60枚の出力スピード(いずれもA4ヨコ)を備えており、従来機種の高性能を引き継ぎながら、さまざまな新技術の搭載により、画質および生産性のさらなる向上を図っています。
■トナー濃度安定化制御やエアフローの強化による高画質・高品位プリント
新製品はいずれも、キヤノン独自の電子写真技術を結集することで、高画質・高精細デジタル印刷を実現しています。今回新たに「トナー濃度安定化技術」を搭載し、現像器内のセンサーで検出した温湿度などからトナーの帯電量を予測し、より精度の高いトナー濃度の制御が可能になりました。また、本体内の「エアフロー」を強化することにより、稼働時における現像器の温度上昇を抑え、さらに安定した高品質のプリントを実現しています。
■ 新開発のサーバーやペーパーハンドリング技術の改善による高い生産性
2つの定着器を搭載する「デュアル定着システム」を採用し、用紙の種類により搬送経路を変えることで、紙厚にかかわらず等速のプリントを実現しています※1。今回新たに開発したサーバー※2により、データの処理速度を向上させているほか、片面と両面の印刷が混在している場合、片面印刷の後ろにある両面印刷の片面側を先に印刷し、反転搬送の間に次のページを印刷する「追い越し制御」を搭載するなど、印刷にかかる時間を短縮しています。
- ※1“C6010”は用紙の種類・坪量によってプリントスピードが異なります。
- ※2imagePRESS Server A3200/A1200。
【プロダクション向けカラー複合機の市場動向】
2009年のプロダクション向けカラー複合機の市場規模は、世界市場で約3万台、国内市場で約3,000台でした。2010年は、横ばいと予想されますが、今後は大きな成長が期待されています。(キヤノン調べ)