ニュースリリース
2010年4月13日
第5回キヤノンカレンダー写真作家に早見紀章氏を起用
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(社長:川崎正己、以下キヤノンMJ)は、第5回キヤノンカレンダー写真作家公募を行い、2012年版カレンダーの写真作家に早見紀章(はやみ・きしょう)氏を選出しました。
キヤノンMJは、「自然との共生」をテーマに日本の風景写真をあしらったカレンダーを毎年制作しており、2008年版カレンダーより内容のいっそうの充実を目指し、カレンダー作品の撮影者を公募により選出しています。
今回で第5回となる2012年版キヤノンカレンダー写真作家の公募は、プロ写真家を含む計92名より応募が寄せられました。キヤノンMJは厳正な審査の結果、新進気鋭の風景写真家として活躍する早見紀章氏をカレンダー作家に選出しました。早見氏には今後約1年間、カレンダー作品の撮り下ろしを委嘱します。
キヤノンMJは、フォトコンテストの実施、写真ギャラリーやフォトサークルの運営なども行っており、今後も写真文化の発展に尽力していきます。
- 第5回キヤノンカレンダー写真作家・
早見紀章氏
【プロフィール】
早見紀章(はやみ・きしょう)
1984年 石川県金沢市生まれ
2003年 日本大学芸術学部写真学科入学
2007年 日本大学芸術学部卒業制作作品、金丸重嶺賞受賞
同大学卒業
銀一株式会社に入社
2007年 風景写真家 林 明輝氏の助手を始める(以後3年間務める)
写真展
2007年 個展 「View of Japan」 日本大学芸術学部
グループ展示 銀座・赤坂・中野などで開催されたグループ展に出品
受賞歴
金丸重嶺賞
その他、高校時代に多数のフォトコンテストに入賞
【早見氏メッセージ】
この度は、キヤノンカレンダー写真作家にお選びいただきまして、誠にありがとうございます。
私は、普段日本の各地を撮影している、風景写真作家です。
近年の異常気象は、二十数年しか人生経験が無い、私も感じる位厳しいものです。小学生の時、課外授業の一環として近所の田んぼに出かけ、蛍の数を数えたことがあります。まだ、その時には2~3匹は生息していた記憶がありますが、今は見かけることができません。こんな身近な所でも、自然は変化しているのです。
もちろん、地球規模になると、更に大規模な変化が起こっております。
私は、日頃から同世代に対して、身近な日本の美しさを共感したいと、考えてました。そして、守るべき自然は、生活圏内にあると、思ってました。小さな自然を守ることが、大きな地球を守る事に繋がる。日本を知っていくほど、郷土愛が生まれ大切にしたくなる。そんな、メッセージをカレンダーに込めたいと思います。
今年一年、日本各地を撮影しますが、風景だけでなく、各地に住まわれる方にお会いできることも、楽しみにしております。