ニュースリリース

2010年3月23日

ブラザー工業株式会社/ブラザー販売株式会社(以下ブラザー)
キヤノン株式会社/キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下キヤノン)
デル株式会社(以下デル)
セイコーエプソン株式会社/エプソン販売株式会社(以下エプソン)
日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下日本HP)
レックスマークインターナショナル株式会社(以下レックスマーク)

ブラザー、キヤノン、デル、エプソン、日本HP、レックスマークが
使用済みインクカートリッジの共同回収活動を通じ、国連環境計画への支援を開始


ブラザー、キヤノン、デル、エプソン、日本HP、レックスマークの6社(アルファベット順)は、家庭用プリンターの使用済みインクカートリッジの共同回収活動『インクカートリッジ里帰りプロジェクト』の一環として、国連環境計画(United Nations Environment Programme:通称「UNEP」、本部:ケニア・ナイロビ)への寄付を2010年4月1日より開始します。

『インクカートリッジ里帰りプロジェクト』は、2008年4月より6 社が日本郵政グループと協力して行っている家庭用プリンターの使用済みインクカートリッジの共同回収活動です。使用済みインクカートリッジの再資源化は、インクジェットプリンターを販売する企業の社会的責任として、地球環境保全を目指した循環型社会の形成に向け取り組まなければならない課題であるという共通認識のもとに、このプロジェクトを行っています。

この度、『インクカートリッジ里帰りプロジェクト』の新たな施策として、地球温暖化、気候変動、生物多様性の危機、資源の効率化など、さまざまな地球環境問題に取り組んでいるUNEPへの寄付を行うことを決定しました。UNEPが行う森林保護や生物多様性の保全などの活動を側面から支援することで、同プロジェクトの社会的意義を高めるとともに、より一層積極的に地球環境保全に取り組んでいきます。

寄付の仕組みは、全国の主要な郵便局3,639局および一部自治体にて回収したインクカートリッジ1個につき3円を掛け合わせた金額を6ヶ月ごとに集計し、UNEPに寄付するというものです。

1回目の集計期間は2009年10月~2010年3月とし、以降6ヶ月ごとに集計し寄付を行います。

6社は今後、お客様が回収に協力していただいたインクカートリッジの再資源化をさらに促進しながら、UNEPへの寄付を通した環境保全活動を展開することで、さらなる社会貢献を進めてまいりますので、是非ご協力ください。

なお、2010年10月11日から29日に愛知県名古屋市で行われる「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」にて併催される屋外展示会「生物多様性交流フェア」に設置される『インクカートリッジ里帰りプロジェクト』ブースにおいて、UNEPへの寄付活動も紹介する予定です。

日本の民間企業がこのような寄付の形態でUNEPを通じてアジア・太平洋地域での環境保全活動に貢献するのは今回が初めてです。このことは、UNEPが同プロジェクトの理念や内容に強く賛同していることを表しています。

  • 2010年3月23日現在における回収箱設置郵便局数。
写真:UNEPへの寄付活動を告知する回収箱のデザイン
  • UNEPへの寄付活動を告知する回収箱のデザイン(6月より従来のものから順次差し替える予定です。)

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