ニュースリリース

2009年9月24日

衝撃に強い素材と衝撃を緩和する機構を採用
水平画角82°の広角レンズを装備したミニドーム型ネットワークカメラ“VB-C500VD”


キヤノンは、衝撃に強い素材と衝撃を緩和する機構を採用した定点モニタリング用のミニドーム型ネットワークカメラ“キヤノン ネットワークカメラ VB-C500VD”を10月上旬より発売します

キヤノン ネットワークカメラ VB-C500VD
キヤノン ネットワークカメラ VB-C500VD
  • キヤノン ネットワークカメラ VB-C500VD
    価格(税別) 12万8,000円 (発売日:2009年10月上旬)
  • 海外からご利用の場合、または050からはじまるIP電話番号をご利用いただけない場合は、TEL 043-211-9622 にお問い合わせください。

新製品“VB-C500VD”は、「VB-C500D」(2009年5月発売)の姉妹機として開発したもので、衝撃に強い素材と衝撃を緩和する独自の機構を採用することで、いたずらや予期せぬ事故などによって破損する可能性を低減したネットワークカメラです。
外装に耐衝撃性に優れたポリカーボネイト樹脂とアルミ合金を採用するとともに、強い衝撃を受けた際の内部への衝撃を緩和する4つのバネを用いた独自の可動式カメラ支持機構を搭載しています。
また、キヤノンが誇る光学技術により実現した水平画角82°の広角レンズは光学2.4倍のバリフォーカルタイプで、設置の際に使用環境に合わせて画角やフォーカスを調整できます。これらの特長により、被写体がカメラに近く、いたずらをされる危険性があるエレベーターホールやATMのほか、ボールが当たる可能性のある体育館など、幅広い設置環境に対応できます。

機能面では、キヤノン独自の映像圧縮通信エンジン「DIGIC NET」により、640×480画素の高画質なJPEGとMPEG-4の映像を、30フレーム/秒※1の高フレームレートで同時に配信することが可能です。
また、F1.1~1.4の大口径レンズや高感度CCD、先進のデジタル画像処理やデジタルナイトモードの搭載により、0.2ルクスのカラー撮影※2と0.1ルクスの白黒撮影を可能にするなど、低照度での撮影にも威力を発揮します。

  • ※1 本体の設定条件やビューワー用コンピューターの性能、同時接続クライアント数、ネットワークの状態などによってフレームレートが低下する場合があります。
  • ※2 スマートシェード補正ON時。

【市場動向と開発の背景】

近年、防犯や安全に対する社会的ニーズが高まるに連れて、ネットワークカメラの需要が増加してきています。カメラの設置場所も多様化しており、店舗のレジや出入口、ビルの受付やエレベーターホールなど、被写体とカメラの設置距離が十分にとれない場所や、いたずらや予期せぬ事故によって破損が心配される公共施設などで、広い視野を映し出すだけでなく、耐衝撃性に優れた製品に対する要求が高まってきています。
今回発売する“VB-C500VD”は、このような市場の要望をとらえて開発された製品で、衝撃に強い素材と衝撃を緩和する機構を採用するとともに、水平画角82°の広角レンズを搭載し、低照度下での撮影性能を強化することにより、さまざまな用途や設置環境に対応可能なネットワークカメラに仕上げています。
新製品の発売により、VBシリーズのラインアップは合計6機種になります。パンチルトズームを装備したモデルとして、高倍率40倍ズームを備えた「VB-C60」、26倍ズームの「VB-C50i/R」、水平画角70°の広角ズームレンズを採用した「VB-C300」の3機種を用意しています。また、定点モニタリング用モデルとして、水平画角82°の広角レンズを採用したミニドームモデル「VB-C500D」と26倍ズームの「VB-C50FSi」を用意しており、ユーザーはニーズに合わせて最適なカメラを選択することができるようになりました。
キヤノンは今後も、「安全」をキーワードに、ユーザーのニーズに応じて柔軟なシステムが構築できるネットワークカメラを市場に提供していきます。

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