ニュースリリース
2009年7月16日
高画質で小型・軽量な “iVIS HF21”などハイビジョンビデオカメラ2機種を発売
大容量64GBのフラッシュメモリーの搭載や光学式手ブレ補正機能を強化
キヤノンは、デジタルビデオカメラの新製品として、AVCHD規格最高レートの24Mbpsで高精細な映像を記録するハイビジョンビデオカメラ2機種を、8月上旬より発売します。
- iVIS HF 21
- iVIS HF S11
- キヤノン HDビデオカメラ iVIS HF21
- オープン価格 (発売日:2009年8月上旬)
- キヤノン HDビデオカメラ iVIS HF S11
- オープン価格 (発売日:2009年8月上旬)
- ※海外からご利用の場合、または050からはじまるIP電話番号をご利用いただけない場合は、TEL 043-211-9394 にお問い合わせください。
いずれの機種も、映像の記録用に64GBへと容量を増やした内蔵フラッシュメモリーとSD/SDHCカードスロット※1のダブルメモリーを搭載しており、内蔵フラッシュメモリーだけで、最長約24時間30分※2の映像記録を実現しています。また、光学式手ブレ補正機能には、ワイド端でのシフトレンズの移動範囲を大幅に広げることで、歩行時の撮影などで生じる大きな手ブレを効果的に抑制する「ダイナミックモード」を採用しています。さらに、目で見たイメージのように夜景をきれいに撮影できる「夜景」モードを採用するなど、撮影シーンを広げるさまざまな機能を搭載しています。
新製品“iVIS HF21”は、高画質なフルハイビジョン映像記録とコンパクトなボディサイズを両立したモデルです。総画素数約389万画素の「キヤノン フルHD CMOS」や、高速・高画質な処理が可能な映像 エンジン「DIGIC DV Ⅲ」に加え、光学15倍ズームの「キヤノン HDビデオレンズ」や、高速で高精度なピント合わせが行える「ハイスピードAF」、動いたり横や下を向いた人物も正確に顔を検出する「フェイスキャッチテクノロジー」などの先進的なデバイスや機能を採用することで、高画質な映像の記録を可能にしています。また、スナップ写真の感覚で4秒間の動画を撮影し、内蔵の音楽と一緒に再生できる「ビデオスナップ」は、撮影した後からでも動画を切り出すことができるようになりました。さらに、ウォータープルーフケース「WP-V1」(別売)を装着した水中撮影に便利な「水中」モードと「水上」モードを搭載しています。「水中」モードを使うことにより、青みがかった色になりやすい水中でも自然な色合いで撮影できます。また、ダイバーの要望に応え、「WP-V1」を装着したままでも水上での撮影に最適な設定に切り替えられる「水上」モードを搭載し、利便性を高めています。
新製品“iVIS HF S11”は、高い画質と優れた性能を備えたiVISシリーズの最上位機種です。8メガの静止画とフルハイビジョン動画の記録を可能にする総画素数約859万画素の「キヤノン フルHD CMOS」や、光学式手ブレ補正機能付き光学10倍ズームの「キヤノン HDビデオレンズ」に加え、映像エンジン「DIGIC DV Ⅲ」を搭載し、約900TV本の水平解像度を実現しています。また、「ハイスピードAF」や「フェイスキャッチテクノロジー」により高画質な映像を記録できます。さらに、使用頻度の高い機能を登録できるカスタムダイヤルやカスタムキーを搭載したほか、輝度レベルを表示する「ゼブラパターン」や、ピントのあった被写体の輪郭部に色を付ける「ピーキング」表示、ノイズと明るさのバランスを設定できる「AGCリミット」など、ハイアマチュアの要望に応える多彩な機能を備えています。
- ※1フルハイビジョン(1,920×1,080画素)記録はSDHCカードClass4またはClass6のカードが必要です。それ以外はClass2またはClass4、Class6のカードを推奨。SD/SDHCカードは別売りです。
- ※2LPモード、一回の連続撮影時間は13時間まで。
【デジタルビデオカメラの市場動向と開発の背景】
デジタルハイビジョン放送の普及やハイビジョン対応の薄型テレビ市場の拡大に伴い、家庭用ビデオカメラにも、さらなる高画質化が求められています。また、記録メディアは、大容量化に加え、小型化や耐振性に優れるフラッシュメモリーが注目を集めており、さらに、本体の小型化も進んでいます。このような環境変化の下、キヤノンは、他社に先駆けて内蔵フラッシュメモリーとSD/SDHCカードに記録できるダブルメモリータイプのハイビジョンビデオカメラを投入し、市場で好評を博してきました。
今回発売する2機種は、高画質なフルハイビジョン映像が撮影できるダブルメモリータイプのモデルで、いずれも、内蔵メモリーの容量を64GBへと倍増して記録時間を伸ばすとともに、歩行時の大きな手ブレを効果的に抑制するなど手ブレ補正機能の強化も図っており、ユーザーの利便性を高めたモデルです。