ニュースリリース

2009年3月2日

広い範囲をカバーする水平画角82°の広角レンズを装備した
ミニドーム型ネットワークカメラ“VB-C500D”


キヤノンは、水平画角82°の広角レンズとキヤノン独自の映像圧縮通信エンジン「DIGIC NET」を搭載した、定点モニタリング用のミニドーム型ネットワークカメラ“キヤノン ネットワークカメラVB-C500D”を5月中旬より発売します。

キヤノン ネットワークカメラ VB-C500D
キヤノン ネットワークカメラ VB-C500D
  • キヤノン ネットワークカメラ VB-C500D
    価格(税別) 10万8,000円 (発売日:2009年5月中旬)
  • 海外からご利用の場合、または050からはじまるIP電話番号をご利用いただけない場合は、TEL 043-211-9622 にお問い合わせください。

新製品“VB-C500D”は、壁掛けや天吊り、天井埋め込みなど、多彩な設置方法で取り付けることが可能なネットワークカメラです。キヤノンが誇る光学技術により実現した水平画角82°の広角レンズにより、一台で幅広い撮影領域をカバーすることができます。また、レンズは光学2.4倍のバリフォーカルタイプで、取付け時に実際の設置環境に合わせて、画角やフォーカスを最適な位置に設定しておくことができます。このため、店舗やオフィス、工場、プラント施設などの広い範囲の撮影から、エレベーターホールやATMなど、被写体がカメラに近い環境まで、さまざまな設置条件に柔軟に対応することが可能です。

機能面では、キヤノン独自の映像圧縮通信エンジン「DIGIC NET」により、640×480ピクセルの高画質なJPEGとMPEG-4の映像を、30フレーム/秒※1の高フレームレートで同時に配信することが可能です。
また、F1.1~1.4の大口径レンズや高感度CCD、先進のデジタル画像処理などにより、低照度における撮影への対応を強化しているほか、暗さに応じて自動的にデジタルナイトモードに切り換え、0.2ルクスまでのカラー撮影※2や0.1ルクスまでの白黒撮影※2に対応するなど、照度の変化する場所での映像監視にも威力を発揮します。

  • ※1本体の設定条件やビューワー用コンピューターの性能、同時接続クライアント数、ネットワークの状態などによってフレームレートが低下する場合があります。
  • ※2スマートシェード補正ON時。

【市場動向と開発の背景】

近年、店舗・ビル・工場などを中心に社会的ニーズに応じたネットワークカメラの需要が増加しています。さらに、カメラの設置場所が多様化しており、広い範囲をカバーする撮影はもちろん、店舗のレジや出入口、ビルの受付やエレベーターホールなど、被写体とカメラの設置距離が充分にとれない場所において、より広い視野を映し出すことができる製品への要求が高まってきています。
今回発売する“VB-C500D”は、このような市場の要望を捉えて開発された製品で、水平画角82°の広角レンズを搭載したネットワークカメラです。幅広い画角や低照度での撮影対応を生かし、多彩な場所に設置が可能な製品に仕上げています。
新製品の発売により、VBシリーズのラインアップは、パンチルト機能を搭載した40倍ズームを備えた「VB-C60」、26倍ズームの「VB-C50i/R」、水平画角70°の広角ズームレンズを採用した「VB-C300」、および26倍ズームの固定タイプ「VB-C50FSi」の合計5機種となり、ユーザーはそれぞれのニーズから最適なカメラを選択することができます。
キヤノンは今後も、「安全」をキーワードに、お客様のニーズに応じて柔軟なシステムが構築できるネットワークカメラを市場に提供していきます。

戻る