ニュースリリース
2009年3月24日
高速・高画質スキャンを実現したフラットベッドスキャナーの新製品
9,600dpiのフィルムスキャンに対応した薄型・コンパクトサイズの“CanoScan LiDE 700F”
キヤノンは、フラットベッドスキャナーCanoScanシリーズの新製品として、CIS(コンタクトイメージセンサー)を採用した薄型・コンパクトサイズの“CanoScan LiDE 700F”を4月上旬より発売します。
- CanoScan LiDE 700F
- キヤノン カラーイメージスキャナ CanoScan LiDE 700F
- オープン価格 (発売日:2009年4月上旬)
- ※海外からご利用の場合、または050からはじまるIP電話番号をご利用いただけない場合は、TEL 043-211-9555 にお問い合わせください。
新製品“CanoScan LiDE 700F”は、キヤノン独自の「LIDE(ライド)※1」技術を用いたCISタイプのフラットベッドスキャナーです。A4カラー文書原稿を約12秒※2の高速で読み取ることができるほか、フィルムを最高9,600dpi・48bitで高精細にスキャン※3することも可能です。
また、USBバスパワーからの電源供給で電源コードを必要としない「ワンプラグスキャン」や、立て置きなど3通りの設置形態に対応可能な「3Wayポジション」により、快適な操作性を実現しています。スキャナー本体には、「COPY」「SCAN」「PDF」など使用頻度の高い専用の「EZボタン」を用意しており、各機能の操作が簡単に行えます。
さらに、スキャンボタンを押すだけで原稿の種類を自動判別し、原稿に適した設定でスキャンして保存することができる「おまかせスキャン」を搭載しています。また、スキャンした原稿や写真を自動で分類・表示できるほか、画像の補正や加工も可能です。標準同梱の入力統合ソフトウエア「MP Navigator EX」を利用すれば、PDFファイルの作成や編集なども簡単に行うことができます。
- ※1LED InDirect Exposure(LED間接露光読み取り方式)の略。
- ※2300dpiスキャン時において。スキャン時の解像度やパソコン環境などによって速度は変化します。
- ※3文書原稿スキャン時は最高4,800dpi・48bit。
【フラットベッドスキャナー市場動向】
スキャナー機能付きのインクジェット複合機やデジタルカメラがますます普及していく中で、紙焼き写真やフィルム、文書などをデジタル化し、保存・利用する単機能のスキャナーに対するニーズは根強いものがあります。
こうした動きを背景に、フラットベッドスキャナーは、フィルムスキャンや高度な画像処理などに加え、スタイリッシュで省スペース性の高いデザインやシンプルな読み取り操作、読み取ったファイルの簡単な管理・活用など、単機能機ならではの高画質化と高性能化が進んでいます。(キヤノン調べ)
【開発の背景】
キヤノンでは、スキャナーに対する多様なニーズにきめ細かく対応するため、フィルムスキャンや高速スキャンなどが可能な高機能モデルから、コンパクトサイズで手軽にスキャンできるスタンダードモデルまで、幅広い製品群を取りそろえています。
今回キヤノンは、薄型でスタイリッシュなデザインが好評の「LiDE」シリーズのスタンダードモデル“CanoScan LiDE 700F”を市場に投入します。高速スキャンと高精細なフィルムスキャンに対応するとともに、スキャンボタンを押すだけで原稿の判別からデータの保存までを行う「おまかせスキャン」を搭載するなど、使い勝手にも優れたモデルです。
キヤノンでは、これからも市場ニーズに応じた的確な製品を提供することにより、快適なデジタル環境を構築していきたいと考えています。