ニュースリリース
2009年3月25日
高解像1510万画素CMOSセンサーを搭載したエントリー向けデジタル一眼レフカメラ
フルハイビジョン動画撮影機能を備えた“キヤノン EOS Kiss X3”
キヤノンは、フルハイビジョン対応の動画撮影機能を備えたエントリー向けデジタル一眼レフカメラの新製品“キヤノン EOS Kiss X3”を4月下旬に発売します。
- EOS Kiss X3
*EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS装着時
- EOS Kiss X3(背面)
- スピードライト 270EX
- キヤノン EOS Kiss X3 ボディ
- オープン価格 (発売日:2009年4月下旬)
- キヤノン EOS Kiss X3 レンズキット
- オープン価格 (発売日:2009年4月下旬)
- キヤノン EOS Kiss X3 ダブルズームキット
- オープン価格 (発売日:2009年4月下旬)
- キヤノン スピードライト 270EX
- 価格(税別)1万6,000円 (発売日:2009年4月下旬)
- ※ 海外からご利用の場合、または050からはじまるIP電話番号をご利用いただけない場合は、TEL 043-211-9556 にお問い合わせください。
新製品“EOS Kiss X3”は、累計生産台数1,000万台を達成したEOS Kiss DIGITALシリーズの最新モデルで、最先端の技術を搭載しながら優れたコストパフォーマンスを実現したエントリー向けのデジタル一眼レフカメラです。
新たに開発した約1510万画素CMOSセンサー(APS-Cサイズ)と高性能映像エンジン「DIGIC 4」の採用により、卓越した解像感と豊かな階調性を両立しました。また、常用設定できるISO感度※をISO100~3200まで拡大するとともに、拡張設定にISO6400、12800を用意しているため、暗い場所での撮影に威力を発揮します。
さらに、EOS Kiss DIGITALシリーズとして初めてフルHD(1,920×1,080画素)記録にも対応した動画撮影機能を搭載しました。モードダイヤルを動画撮影モードに設定するだけで、手軽に高精細な動画の撮影を楽しむことができます。
さらに、マルチコーティングを施した約92万ドットの3.0型クリアビュー液晶モニターや、フェイスキャッチテクノロジーによりさらに正確なピント合わせが可能になったライブビュー撮影機能、スムーズにカメラ設定が行える「クイック設定画面」や「クリエイティブ全自動モード」など、使い勝手を向上させています。
また、単3形電池2本で動作する、軽量・コンパクトながらバウンス撮影も可能なEOSシリーズ用の外部ストロボ“スピードライト 270EX”も4月下旬に発売します。
- ※ ISO感度は推奨露光指数。
【デジタル一眼レフカメラの市場動向】
昨年のデジタル一眼レフカメラの出荷台数(全世界)は、年末に伸びが鈍化したものの、年間を通した市場は対前年比約24%増の約930万台に達しました。2009年は世界経済の停滞の長期化が懸念されるものの、デジタル一眼レフカメラ市場は、対前年比で約1%増の約940万台と、堅調な成長の継続が見込まれています。(キヤノン調べ)
【開発の背景】
今年で誕生50周年を迎えたキヤノンの一眼レフカメラは、フィルムとデジタルを合わせた累計生産台数で2008年末までに5,300万台を超える規模にまで達しました。
そのなかで、1993年「EOS Kiss」で始まったキヤノンのEOS Kissシリーズは、長年にわたりエントリー向けフィルム一眼レフカメラにおけるベストセラーを続けてきました。2003年9月には、デジタル版を求めるユーザーからの強い要望に応え、業界に先駆けてエントリー向けデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss Digital」を発売しました。昨年には「EOS Kiss X2」(2008年3月発売)、「EOS Kiss F」(2008年6月発売)を発売し、EOS Kiss Digitalシリーズで約1,000万台の累計生産台数を達成するなど、デジタル一眼レフカメラ市場の拡大を牽引しています。
今回の新製品“EOS Kiss X3”は、エントリー向けのデジタル一眼レフカメラでありながら、新開発の約1510万画素CMOSセンサーやフルハイビジョン動画撮影機能など、最新の技術や機能を惜しみなく投入したモデルです。
年齢や性別を問わず誰もが、いつでも、どこでも気軽に静止画や動画を記録できるよう、本格的な撮影を簡単な操作で楽しめる環境を提供しています。