ニュースリリース
2008年12月12日
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
キヤノンMJが野村総合研究所の子会社である
エヌ・アール・アイ・ラーニングネットワークの全株式を取得することで基本合意
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(社長:村瀬 治男、以下キヤノンMJとする)は、株式会社野村総合研究所(会長兼社長:藤沼 彰久、以下NRIとする)の子会社であるエヌ・アール・アイ・ラーニングネットワーク株式会社(社長:木村 東一※1、以下NRIラーニングとする)の全株式を取得することについて、NRIとの間で基本合意に達しました。これに伴い、株式の譲渡契約締結を経て、2009年4月に株式譲渡を実施する予定です。
キヤノンMJグループは、ITソリューション事業をグループの中核事業に育成・強化し、売上目標を3000億円とするグループ重点戦略「ITS3000計画」の実現に向けて、競争力の強化と提供サービスの質的向上を図っています。
めまぐるしい企業環境の変化に加え、今後グローバルな競争が一層激しくなる国内ITサービス業界において確固たる地位と存在感を確立するためには、売上規模だけではなく、そのレベルに相応しいIT人材の育成と高度なスキルが必要不可欠です。キヤノンMJグループでは、ITサービス業界をはじめとしたお客様のIT人材育成に貢献することを目的として、教育・研修事業にも積極的に取り組んでいます。
一方、NRIラーニングは、お客様からの人材育成に関する高度なニーズに応えるべく、NRIグループとして培ったコンサルティング力やソリューション提供力を活かした人材育成ソリューションを提供しています。高い専門性をもったスタッフが、幅広いラーニングソリューションを提案し、日々変革を求められる企業戦略の遂行に欠かせない人材開発を総合的に支援することで教育・研修事業における独自性、優位性を有しています。
今回の株式取得は、キヤノンMJグループのIT分野における研修・教育・コンサルティング力の強化を目的とするもので、IT人材育成に関する研修メニューの充実のみならず、お客様の経営課題を解決し、新たな成長へとつなげるための人材育成コンサルティングまで幅広い提案を行うことが可能となります。こうした人材開発・育成や研修、コンサルティングなどの活動を通し、企業戦略の実現を強力に支援できる体制を構築していきます。
今後も人材育成事業を「ITS3000計画」における主要テーマの一つと位置づけ、成長・拡大させていく方針です。
エヌ・アール・アイ・ラーニングネットワーク株式会社の概要
設立 | 1997年4月1日 |
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事業内容 | 企業向けIT研修事業およびマネジメント研修事業 |
本社所在地 | 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビルヂング2F |
代表取締役社長 | 木村 東一※2 |
資本金 | 3億円 |
株主 | 株式会社野村総合研究所100% |
売上 | 1,414百万円(2008 年3月期) |
従業員数 | 48名(2008年12月1日現在) |
- ※1,2 2009年1月1日付けでNRIラーニング現取締役の亀井敏郎氏が代表取締役社長に就任する予定です。
【本件に関するお問い合せ先】
- キヤノンマーケティングジャパン株式会社 広報部広報第一グループ
- 〒108-8011 東京都港区港南2-16-6
- TEL:03-6719-9093 FAX:03-6719-8141