ニュースリリース

2008年11月5日

操作性が向上した光学20倍ズームレンズ搭載の高精細なハイビジョンビデオカメラ
“キヤノン HDビデオカメラレコーダー XH G1S/XH A1S”



キヤノンは、HDV規格に対応し、蛍石レンズ採用の光学20倍ズームレンズを搭載したHDビデオカメラ“キヤノン HDビデオカメラレコーダー XH G1S/XH A1S”を12月中旬より順次発売します。

キヤノン HDビデオカメラレコーダー XH G1S
キヤノン HDビデオカメラレコーダー XH G1S

キヤノン HDビデオカメラレコーダー XH G1S‥‥価格(税別) 80万円(発売日:2008年12月中旬)
キヤノン HDビデオカメラレコーダー XH A1S‥‥価格(税別) 55万円(発売日:2008年12月中旬)

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新製品“XH G1S/XH A1S”は、放送業界や映像制作の現場を中心に高い評価を得ている機動性に優れたHDビデオカメラ「XH G1/XH A1」(2006年11月/10月発売)の後継機種です。「XH」シリーズの優れた光学性能や映像エンジンを継承し、高画質なハイビジョン撮影を可能にするとともに、プロユーザーの要望に応え、ズームレンズの操作性の改善やオーディオ仕様の見直しを図りました。

1/3型・総画素数約167万画素3CCDや、ハイビジョン映像の撮影に優れた効果を発揮する高性能映像エンジン「DIGIC DV II」、高い色収差補正能力を持つ蛍石やUDレンズを採用した光学20倍の「HDビデオLレンズ」、さらには光学式手ブレ補正機能の搭載により、高品位なハイビジョン映像をHDV規格(1080i方式)で記録・再生することができます。
ズームレンズについては、各操作リングの形状やリング間の段差を見直すとともに、駆動トルクの変更や、操作時の反応感度のカスタマイズ化を可能にするなど、操作性の更なる向上を図りました。また、マニュアルフォーカス時にズーム中のフォーカス操作も可能にすることで、映像表現の幅を広げています。
音声入力については、内蔵マイクとXLR端子入力の同時使用や、XLR入力時にチャンネルごとに独立した感度設定が行えるようになりました。また、突然の過大入力による音声の歪みを防ぐリミッター機能をオーディオマニュアル記録時にも使えるようにするなど、業務用途での利便性を向上させています。
さらに、ホワイトバランスの調整範囲を2000K~15000Kへと拡張するとともに、マニュアル撮影時にボタンを押すだけで適正露出に補正する「プッシュAE」機能を搭載するなど、プロの撮影をサポートする多彩な機能を備えています。
そのほか、操作ボタンの周囲に凹凸を加えるなどの誤操作を防ぐ配慮を施しており、撮影時の安全性を高めています。
なお、"XH G1S"は、Embedded Audio/TC(LTC)対応のHD-SDI端子、GENLOCK端子、タイムコード入出力端子を装備するなど、撮影用途をさらに拡げる仕様に仕上げています。


有効画素数 HDVモード/SDワイド(16:9)モード:約 156万画素、SD標準(4:3)モ-ド:約117万画素。

【開発の背景】

近年、デジタルハイビジョン放送の普及やハイビジョン対応の薄型テレビ市場の拡大に伴い、ハイビジョン映像に対するニーズが急速に高まっています。
miniDVテープにハイビジョン映像が記録できるHDV規格を採用したHDビデオカメラは、その機動性や業務用規格に匹敵する高精細な画質から、民生用だけでなく放送業界や各種メディアのコンテンツクリエイターによる映像制作の現場で利用されています。
キヤノンではこうした市場動向を捉え、デジタルハイビジョン撮影対応のHDビデオカメラレコーダー「XH A1」を2006年10月に、「XH G1」を11月に発売し、業務用途を中心に高い評価を得ています。
今回発売する“XH G1S/XH A1S”は、「XH G1/XH A1」の優れた性能を継承しながら、ズームレンズに配置された操作リングの形状や操作感を見直すことにより、操作性の向上を図ったHDビデオカメラです。高精細な映像の撮影はもちろんのこと、充実した画質設定機能や多彩な静止画撮影機能に加え、豊富なカスタマイズ機能や更に充実したオーディオ仕様を装備しています。

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