ニュースリリース2008年10月30日
クラス最高の広角とズーム倍率を実現した
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HJ14e×4.3B |
● キヤノン HJ14e×4.3B(IRSE※1) ‥‥ 発売日:2009年5月初旬 ● キヤノン HJ14e×4.3B(IASE※2) ‥‥ 発売日:2009年5月初旬 ※1マニュアルフォーカスタイプ。 ※2フォーカスモーター内蔵タイプ。
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この件に関するお問い合わせ先 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 放送機器営業部 TEL 03-3740-3304(直通) |
新製品“HJ14e×4.3B”は、ポータブルタイプのHDTV用ワイドズームレンズとして好評を博した「HJ11e×4.7B」(2001年9月発売)の後継機種です。クラス最短※1の広角端焦点距離4.3mmを実現することにより、クラス最高※1となる96.3°※2の広角と14倍のズーム倍率を両立したENG※3/EFP※4用レンズとして仕上げました。
また、最新の光学設計技術の採用により、諸収差を良好に補正するとともに、画面の周辺部においても高解像度と高コントラストを実現するなど、優れた光学性能を達成しています。
さらに、理論解析と最新の3D-CADを駆使することで、報道・ドキュメンタリー撮影の現場で求められる小型・軽量化を実現したほか、新開発のドライブユニットは、人間の手の形状に合わせた自由曲面の採用により、ホールド感を向上しています。なお、同製品は、11月5日から8日まで中国の北京で開催される放送機器展「BIRTV2008」に出展されます。
※1焦点距離が5mm以下の2/3型HDTV用ワイドズームレンズとして。2008年10月23日現在。
※216:9モードでの水平画角。
※3Electronic News Gatheringの略です。
※4Electronic Field Productionの略です。
【市場動向と開発の背景】
近年、デジタルハイビジョン放送の普及やハイビジョン対応の薄型テレビ市場の進展に伴い、ハイビジョン映像に対するニーズが高まっており、HDTVシステムの市場は急速に拡大しています。
キヤノンはこうした市場動向を捉え、報道・ドキュメンタリーの分野で特に求められるワイドな画角と高ズーム倍率を備えながら、優れた光学性能を実現したポータブルタイプのワイドズームレンズ“HJ14e×4.3B”を投入します。
キヤノンはHDTV用のレンズとして、オートフォーカス機構を備えた100倍フィールドズームレンズ「DIGISUPER 100AF」(2007年6月)などの中継用・スタジオ用レンズから、普及クラスのポータブルHDTVレンズ「KJ13×6B KRS」(2007年4月)に至るまで、豊富なラインアップを用意しています。今後も幅広いニーズに対応することで、映像文化の発展に貢献していきたいと考えています。