ニュースリリース2008年9月30日
写真展「琉球・沖縄2人展」開催のご案内
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久米島 ウマチー*(1975年)©比嘉康雄 |
沖縄(1978年)©東松照明 |
この件に関するお問い合わせ先 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 キヤノンギャラリー S TEL 03-6719-9021 |
●比嘉康雄・東松照明写真展「琉球・沖縄2人展」ページへ |
* 発表当初の「マウチー」は誤記でしたので、「ウマチー」に訂正いたしました。
■概要
○ 開催期間 : 2008年10月24日(金)~12月16日(火) ○ 開館時間 : 10時~17時30分 ○ 休館日 : 日曜日・祝日 ※11月9日(日)、16日(日)、24日(月・祝)は臨時開館します。 ○ 会場 : キヤノン S タワー1階 キヤノンギャラリー S ○ アクセス : JR品川駅港南口より徒歩約8分、京浜急行品川駅より徒歩約10分 ○ 入場料 : 無料 ○ 後援 : 朝日新聞社
■ご案内
沖縄復帰前後から、琉球の風土に根ざした祭祀を通じ日本人を探求し続け、多くの写真集を残しながら2000年に急逝した比嘉康雄氏。一方、写真家集団VIVOの設立メンバーであり、名古屋、東京、沖縄、千葉、長崎と拠点を移し日本の写真表現を切り開いてきた東松照明氏。2人の接点は、東松氏が東京で活動していた1972年頃に遡り、以来2人は家族ぐるみの親交を深めてきました。東松氏は、比嘉氏を沖縄あるいは日本の祭祀を記録した無類の写真家として高く評価しています。
本展「琉球・沖縄2人展」は、東松氏監修の下、比嘉氏の膨大なネガを見直し、その集大成としてまとめ上げた「琉球の祭祀」と、沖縄復帰前後の米軍基地と日本人のかかわりをとらえた東松氏自身による作品「チューインガムとチョコレート in 沖縄」で構成され、展示作品は合計160点に上ります。
作品制作に当たっては、本展を企画した東松氏自らがフィルムスキャナーにより作品をデジタルデータ化し、キヤノンインクジェットプリンター「PIXUS Pro9500」と大判プリンター「imagePROGRAF iPF5000」を用いて、比嘉氏の作品は同氏の次女仲宗根はづき氏が、東松氏の作品は同氏の妻泰子氏がそれぞれプリントを担当しました。
キヤノンMJは、映像文化のいっそうの発展を目的に、日本の優れた写真家の作品を「キヤノンフォトコレクション」として収集し、順次展示しています。このほど、同コレクションに新しく加わった東松照明氏の作品「太陽の鉛筆」も本展と同時にキヤノンギャラリー Sにて展示します。