「imageRUNNER」シリーズの新製品“iR3245F/iR3235F/iR3225F”の3モデルは、コピー、プリント、ファクス、カラースキャン、ネットワークなどの各機能を本体幅565mmのコンパクトなボディに凝縮した複合機です。いずれの機種も新開発の高速コンパクトカラースキャナーを搭載し、読み取った原稿をカラー画像のまま電子化や配信することで、オフィスのペーパーレス化や情報共有の効率化に力を発揮します。“iR3245F”は毎分45枚、“iR3235F”は同35枚、“iR3225F”は同25枚(いずれもA4ヨコ)の出力速度を備えているほか、ファクスを最大3回線まで増設して同時に利用できます※1。
なお、コピー機能に特化した“iR3245/iR3235/iR3225“の3モデルも用意しており、ユーザーが使用環境に合わせて最適なモデルを選択することが可能です。
プリンター専用モデルの新製品“LBP4500”は、毎分45枚(A4ヨコ)の出力速度を備えたA3対応の高速モノクロレーザープリンターです。最大で5,655枚の給紙や2,000枚の排紙が可能※1で、業務における大量出力を強力にサポートします。
なお、すべての機種に7.5インチTFTカラー液晶タッチパネルを採用しており、操作性の向上を実現しています。また、不正アクセスや通信内容の覗き見などを防止するIEEE802.1XやIPSec※1に対応するなど、先進のセキュリティー機能を備えています。さらに、オンデマンド定着方式の採用により、ネットワーク接続時でもわずか1W※2の待機時消費電力とスピーディーな立ち上がりを両立し、省エネルギー化を達成しています。
※1オプションが必要です。
※2環境によっては1Wの待機状態にならない場合があります
【オフィス用複合機およびレーザープリンターの市場動向】
2007年のオフィス用複合機の市場規模は、世界市場で約450万台、国内市場で約60万台、レーザープリンターの市場規模は、世界市場で約2,540万台、国内市場で約95万台でした。2008年においては、オフィス用複合機は、世界市場で対前年比約104%の約470万台、国内市場では対前年比約102%の約62万台、レーザープリンターは、世界市場で前年比約104%の約2,650万台、国内市場では横ばいの同数程度と予想しています。(キヤノン調べ)
【開発の背景】
多くのオフィスでは、TCO(Total Cost of Ownership)削減やスペースの有効利用が重視されるようになってきており、オフィス用複合機やレーザープリンターに対しても、省エネルギー化や省スペース化が求められるようになってきています。また、業務効率の向上を目的に、用途に応じた操作性や拡張性の改善、オフィスのペーパーレス化や情報共有の効率化、セキュリティー対応へのニーズもますます高まりつつあります。
今回の新製品は、こうした市場のニーズを受けて開発されたもので、省エネルギーや省スペース、充実したセキュリティー機能といった優れた特長に加え、7.5インチのTFTカラー液晶タッチパネルにより高度な機能を手軽に利用できる優れた操作性を備えています。また、オフィス用モノクロ複合機の新製品6モデルでは、カラースキャナーの採用により、カラー画像の電子化や送信※を可能にしています。
キヤノンは、オフィス環境の変化にタイムリーに対応することで、業務の生産性向上に貢献して行きます。
※ オプションで対応。