ニュースリリース2008年9月10日
快適な出力環境を提供するA1ノビ対応の大判インクジェットプリンター2機種
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imagePROGRAF iPF6200 *オプションの「スタンド ST-25」装着時 |
imagePROGRAF iPF6000S *オプションの「スタンド ST-25」装着時 |
● キヤノン imagePROGRAF iPF6200 ‥‥価格(税別) 35万8,000円 (発売日:2008年9月10日) ● キヤノン imagePROGRAF iPF6000S ‥‥価格(税別) 29万8,000円 (発売日:2008年9月10日)
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新製品“iPF6200”は、「iPF6100」(2007年6月発売)の上位機種として、その優れた基本性能を踏襲しながら、セキュリティ機能を備えた80GBの大容量ハードディスクドライブ(HDD)を新たに搭載したモデルです。
また、画像プロファイルの改良※1により、写真をプリントする際に、さらになめらかな階調性と自然な色表現を実現しており、信頼性と画質を大幅に強化しました。一方、新製品“iPF6000S”は、8色顔料インクシステムの「imagePROGRAF」シリーズとして初めて、A1ノビ用紙サイズに対応したモデルです。
新製品はいずれも、一般的なsRGBモニターからハイエンドなAdobe RGBモニターまで幅広い種類のモニターで、モニター上の表示色とプリントの色合わせができる新開発のモニターマッチング機能※2を搭載しました。モニターマッチングは、汎用アプリケーションソフトを使用した場合にも可能で、幅広い環境と用途で効率的な色調整の作業が行えます。
また、Microsoft Officeで作成した文書や図を手軽に大判サイズに印刷できる「Print Plug-In for Office※3」を新たに開発しました。ツールバーのアイコンをクリックしていく簡単な操作で、Excelの図表を用紙の幅に合わせて自動的に1枚に収めてプリントしたり、WordやPowerPointの原稿を拡大して垂れ幕や横断幕を印刷できるなど、大判プリントの快適な出力環境を実現しています。なお、これらの製品は、9月18日から20日まで池袋サンシャインシティ コンベンションセンターで開催される印刷展示会「PRIMEDEX TOKYO 2008」に出展されます。
※1 ICCプロファイルの提供(9月中旬)、プリンタードライバーの無償バージョンアップ(11月上旬)にて対応予定です。現行の「imagePROGRAF」シリーズの「iPF6100/iPF5100」にも同様に対応します。 ※2 当初はWindows版のみ。Mac OS版はプリンタードライバーの無償バージョンアップ(11月上旬)にて対応予定です。現行の「imagePROGRAF」シリーズの「iPF6100/iPF5100」にも順次対応します。 ※3 「Office2000」以降のバージョンのWindows版のWord、Excel、PowerPointに対応します。製品同梱は「Print Plug-In for Word」。ソフトウエアの無償バージョンアップ(10月下旬)にてExcel、PowerPointにも対応予定です。また現行の「imagePROGRAF」シリーズの各製品に対しても順次対応します。 【大判プリンターの市場動向】
デジタルカメラの普及による高画質出力へのニーズと飛躍的な技術革新を背景に、A3ノビサイズを超える大判プリンターの市場はここ数年で堅調な拡大を見せています。なかでも、大判フォトやアート、グラフィックデザイン、CG、カラーカンプ、カラープルーフ、ポスター、CAD出力など、高画質な大判出力を必要とする分野においては、高速で高画質な出力が可能なインクジェットプリンターの役割は確実に広がりを見せています。
また、大判プリンターは多くの情報を1枚にまとめて出力できることから、従来の大判プリント用途はもちろん、パネルディスカッションなどのプレゼンテーション用資料、一般オフィスや学校での掲示物など、従来の枠を越えた幅広い用途でも注目されています。特にポスター・掲示物用途では、高画質そしてオンデマンド性から今後も大きく市場が拡大していくことが見込まれます。 (キヤノン調べ)
【開発の背景】
キヤノンではこれまで、大判プリンターに必要とされる高速出力、高画質、高信頼性、優れた操作性を兼ね備えた「imagePROGRAF」シリーズを提供し、市場から高い評価を得てきました。今回、A1ノビ用紙サイズ対応の新製品として、大判フォトやアートなどの高品位での出力にふさわしい12色顔料インクシステムの“iPF6200”と、高画質と同時に高い生産性が要求されるポスターやデザインなどの用途に適した8色顔料インクシステムの“iPF6000S”を市場に投入します。
キヤノンは今後も、大判プリンターに最先端の技術を取り込みながら、用途やサイズごとに最適化された幅広いラインアップを展開することにより、多様なユーザーニーズに的確に対応していきます。