新製品“imagePRESS 1135”は毎分135枚、“1125”は同125枚、“1110”は同110枚(いずれもA4ヨコ)の高速出力を実現しています。黒く鮮明なモノクロ画像を実現する新開発の「eBトナー」や、高速印刷を維持したまま表裏の印刷位置を合わせる「高精度レジストレーション機構」、トナーを高速かつ均一にドラムに供給する「ツインスリーブ現像機構」などを搭載することで、高品位で高精細な画質を達成しています。このほか、最大10,000枚※を収容できる「大容量スタッカー・E1」や、くるみ製本を効率良く作成することが可能な「パーフェクトバインダー・C1」など、多彩なオプションを用意しています。
一方、新製品“imagePRESS C1+”は、カラー毎分14枚、モノクロ同60枚(いずれもA4ヨコ)の出力が行えるカラー複合機です。新開発のクリアトナー「Vトナークリア」により、部分的なコーティングやメタリック調の装飾効果などの幅広い表現が可能なほか、「imagePRESS C7000VP/C6000」などの出力機で印刷された画像に透かし画像やコーティングを加えることもできます。
今回の新製品が加わることで、ライトレンジからミドルレンジまで、高画質・高付加価値の提供を可能とする「imagePRESS」シリーズのラインアップが充実します。
※給紙枚数は80g/m2紙A4換算。
【開発の背景】
印刷業や複写業において、多品種少量印刷のツールとして、高速デジタル複合機を用いたPOD(プリント・オン・デマンド)が急速に普及し、デジタル商業印刷システムの市場が形成されつつあります。
キヤノンは、2006年8月以降、デジタル商業印刷向けに立ち上げた「imagePRESS」シリーズを展開し、その高画質や高生産性、高耐久性などにより市場から高い評価を得てきました。
今回の新製品“imagePRESS 1135/1125/1110”は、これまで同シリーズで培ってきた高レベルな画質や堅牢性を継承しながら、高速出力により高い生産性を実現させたモノクロ専用機です。また
“imagePRESS C1+”は、従来機種「C1」の高性能をそのまま受け継ぎながら、新開発のクリアトナー「Vトナークリア」の採用により、さらなる高付加価値化を実現したカラー複合機です。
キヤノンは、最先端の技術を取り込みながら、お客様が抱える課題に柔軟に対応できる多様なラインアップとソリューションを提供することで、一層の成長が見込まれるデジタル商業印刷の市場において、確固たる地位を確立したいと考えています。