ニュースリリース

2008年8月22日

キヤノンマーケティングジャパン株式会社
キヤノンITソリューションズ株式会社

キヤノンITソリューションズがビックニイウスの全株式を取得することで基本合意


キヤノンマーケティングジャパン株式会社(社長:村瀬 治男、以下キヤノンMJとする)の完全子会社であるキヤノンITソリューションズ株式会社(社長:武井 尭、以下キヤノンITSとする)は、ニイウス コー株式会社(社長:大野 健、以下ニイウス コーとする)と株式会社ビックカメラ(社長:宮嶋 宏幸、以下ビックカメラとする)の合弁会社である株式会社ビックニイウス(社長:小森 彦太郎、以下ビックニイウスとする)の全株式を取得することについて、ニイウス コーおよびビックカメラとの間で基本合意に達しました。
これに伴い、株式の譲渡契約締結と譲渡の実施、およびビックニイウスの商号変更(新商号:クオリサイトテクノロジーズ株式会社)を来月中に行う予定です。

キヤノンMJグループは、2006年からスタートさせた5ヵ年計画「長期経営構想」において、ITソリューション事業をグループの中核事業に育成・強化していくことを掲げています。
キヤノンITSは同事業を推進する中核企業として重要な役割を担っており、本年4月の株式会社アルゴ21との経営統合※1に続き、2009年1月1日にはキヤノンMJの完全子会社であるキヤノンネットワークコミュニケーションズ株式会社(社長:岩木 肇)と合併(キヤノンITSが存続会社)するなど、事業の拡大・強化に向けた体制作りに努めています。

一方、ビックニイウスは、国際情報通信・金融特別区である沖縄県名護市に位置し、その地理的メリットを活かしたビジネスを展開しています。金融機関向けにJAVAに特化したオンショア(国内)型開発を行うとともに、データセンターの運営・オペレーションならびに付帯するサービスを24時間365日体制で提供しています。

今回の株式取得は、キヤノンITSの金融分野におけるソリューション開発力の向上と基盤事業におけるインフラの強化を目的とするもので、とりわけ、オンショア型開発は海外に活動拠点を置くオフショア型開発とは異なり、言語やビジネススタイルの違い、カントリーリスクなどの課題に直面することなく、高品質かつコスト効率の高いサービスを提供することができます。また、FISC(金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準)に準拠したデータセンターでは、お客さまの利用目的や地理的要件、設備要件、予算に応じた提案が可能になります。

※1 次頁の「キヤノンITソリューションズの概要」参照

<キヤノンITソリューションズの概要>

設立1982年7月1日※2
事業内容SI、組み込みソフト開発、基盤ソリューション、ITアウトソーシング、ソリューション販売など
本社所在地東京都港区三田3-11-28
代表取締役社長武井 尭
資本金3,617百万円
株主構成キヤノンマーケティングジャパン株式会社 100%
売上49,038百万円(2007年12月期・キヤノンシステムソリューションズ連結)
24,205百万円(2007年3月期・アルゴ21連結)
従業員数3,466名(2008年4月1日現在、連結)

※2 2008年4月1日にキヤノンシステムソリューションズ株式会社と株式会社アルゴ21が経営統合し、キヤノンITソリューションズ株式会社に商号変更しました。

<株式会社ビックニイウスの概要>

設立2003年11月7日
事業内容JAVA開発およびデータセンター事業
本社所在地沖縄県名護市豊原195番地3 みらい2号館
代表取締役社長小森 彦太郎
資本金1億円
株主構成ニイウス コー株式会社 51%、株式会社ビックカメラ 49%
売上882百万円(2008年6月期)
従業員数120名(2008年7月1日現在)

【この件に関するお問い合せ先】

キヤノンマーケティングジャパン株式会社
広報部広報第一グループ
〒108-8011 東京都港区港南2-16-6
TEL 03-6719-9093 FAX 03-6719-8141
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