2008年4月17日
大企業向けの帳票印刷用ソフトウエアを発売
大規模なシステム構築が可能な“imageWARE Form Manager Version 7”
キヤノンは、大企業向けの帳票印刷用ソフトウエアとして、「imageWARE(イメージウエア) Form Manager Version 7」を6月20日から発売します。
● | キヤノン imageWARE Form Manager Version 7 | ‥‥価格(税別) | 140万円~※(発売日:2008年6月20日) |
※価格はシステム構成内容により異なります。 |
この件に関するお問い合わせ先
キヤノンマーケティングジャパン株式会社 レポーティングソリューション商品企画課 TEL 03-6719-9524 |
新製品は、設計した帳票フォーマットに基幹業務システムのデータを合成して、さまざまな帳票を作成し、効率よく印刷するためのソフトウエア「imageWARE Form Manager Version 6」の後継製品です。オラクル社のデータベースソフト「Oracle Database 10g」と連携し、複数のサーバーを用いてデータを高速に処理することで、1,000件の印刷指示を同時に取り扱う大規模な帳票印刷システムを構築できます。また、帳票データを作成・保存するサーバーをデータセンターに集約することが可能なため、情報漏洩の抑制やシステム管理費用の削減が図れます。
さらに、作成した帳票データは広く普及しているPDFファイル形式で専用のサーバーに保存し、パスワードで管理することも可能で、電子データならではの利便性と高いセキュリティを両立しています。
このほか、ステイプルや中とじ製本などの丁合い設定にも対応しており、キヤノン製の複合機と組み合わせることで、高品位な企画書や提案書を効率良く出力することも可能です。
【帳票印刷システムの市場動向と開発の背景】
多くの企業で、情報漏洩の抑制やシステム管理費用の削減を目的として、従来、個々のパソコンで行っていた情報の処理や保存を、ネットワーク上の専用サーバーで集約して行う、いわゆる「シンクライアント・アーキテクチャー」を採用するケースが増加しています。
また、デジタル複合機の機能・画質の向上やデジタル商業印刷の浸透などに伴い、帳票印刷システムを活用した顧客向けの提案書や企画書の作成が、さまざまな業種で行われるようになりました。
今回の新製品“imageWARE Form Manager Version 7”は、こうした市場動向を捉えて開発されたもので、従来製品の優れた帳票レイアウトの設計機能を継承しつつ、オラクル社の「Oracle Database 10g」との連携により帳票データの集中処理を可能とした帳票印刷用ソフトウエアです。
キヤノンは、帳票印刷システムの市場において、基幹業務システムを支援するソフトウエアから出力機器までを一貫して提供する体制をさらに強化することで、ユーザーの課題解決に貢献して行きたいと考えています。
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