新製品“IXY DIGITAL 820 IS”、“IXY DIGITAL 25 IS”、“IXY DIGITAL 95 IS”は、高性能映像エンジン「DIGIC Ⅲ」に盛り込まれた「フェイスキャッチテクノロジー」と「ノイズリダクションテクノロジー」を従来機種から継承しつつ、キヤノン独自の「モーションキャッチテクノロジー」を搭載し、美しい写真をより簡単に撮影できるようになりました。
「モーションキャッチテクノロジー」は、被写体の動きの有無を検知して、ブレの制御と画質のバランスを判断し、最適なISO感度を自動的に設定します。一方、従来より定評のある「フェイスキャッチテクノロジー」は、被写体となる人物の顔を素早く検知し、ピント・露出・ホワイトバランス・ストロボ発光量を的確に合わせます。ストロボ発光時に発生しがちな赤目を撮影・再生時に補正する「赤目補正」も可能です。また「ノイズリダクションテクノロジー」により、ISO 1600までの高感度撮影を実現しています。
“IXY DIGITAL 820 IS”は、高倍率ズームと光学手ブレ補正機能で好評を得た「810 IS」(2007年6月発売)の後継機種です。光学ズームの倍率を高め、IXY DIGITALシリーズで初めて5倍ズームレンズを搭載するとともに、手ブレ補正機能を高精度化し、シャッタースピード換算で約4段分※の補正効果を実現しました。また、CCDも1,000万画素に高画素化し、より高精細な写真を楽しむことができます。さらに、視認性の高い2.5型「クリアライブ液晶Ⅱ」モニターと、快適な操作が可能な「コントローラーホイール」を装備し、使い勝手の向上を図りました。デザイン面では、しなやかで流麗なラインを表現した「ローブデザイン(ローブ:長くてゆったりした外衣)」により、美しく操作性に優れたボディを実現しました。
“IXY DIGITAL 25 IS”は、2008年3月6日に発売を開始した「20 IS」の兄弟機種です。「20 IS」と同様に、光学手ブレ補正機能付きの3倍ズームレンズを搭載しつつ、CCDを1,000万画素に高画素化しました。新設計のレンズと高密度実装技術により、奥行き約20mmのスリムでコンパクトなボディを実現しています。また、「20 IS」と同様に、視認性の高い2.5型「クリアライブ液晶Ⅱ」モニターを装備しています。ボディカラーは落ち着いたシルバーを基調としつつ、レンズ周囲とボディ側面の配色が異なる、ブラックとシルバーの2つのバリエーションを用意しています。
“IXY DIGITAL 95 IS”は、大画面液晶モニターで好評を博した「90」(2007年3月発売)の後継機種です。3倍ズームレンズに新たに光学手ブレ補正機能を加え、CCDを1,000万画素に高画素化しました。また、3.0型の大型液晶モニターは「クリアライブ液晶Ⅱ」に進化し、さらに見やすくなりました。従来機種の「タッチホイール」を、より確実に快適な操作ができる「コントローラーホイール」に変更し、さらに使い勝手が向上しています。デザイン面では、上下部を大きく削ぎ落としたフロントカバーと、背面の操作部に採用したシートキーにより、先進的な印象に仕上げています。
※効果は撮影環境により異なります。
【デジタルカメラの市場動向】
2007年のデジタルカメラ市場(全世界)は、想定をはるかに上回るペースで市場が成長し、2006年の9,700万台から20%以上の伸びを示し、1億台の大台をはるかに超える、1億1,700万台に到達しました。高画素化や液晶の大型化、顔検出技術や手ブレ補正機能、高感度撮影など、高度な技術の搭載により数年前と比較してカメラの性能や使い勝手が大幅に向上していることが、ユーザーの買い換えや買い増しを喚起しており、2008年も引き続き市場の拡大が期待されます。(キヤノン調べ)