2008年3月11日
高速で優れた搬送性能を備えたドキュメントスキャナーを発売
毎分100枚読み込みのフラッグシップモデル“imageFORMULA DR-X10C”
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(社長:村瀬治男)は、カラー・モノクロともに毎分100枚の高速スキャンと安定した搬送性能を備えた、キヤノン電子株式会社(社長:酒巻 久)製のドキュメントスキャナー“キヤノン imageFORMULA(イメージフォーミュラ)DR-X10C”を本日より発売します。
imageFORMULA DR-X10C |
● | キヤノン imageFORMULA DR-X10C | ‥‥ 価格(税別) | 188万円(発売日:3月11日) |
この件に関するお問い合わせ先
お客様相談センター TEL 050-555-90072※ |
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海外からご利用の場合、または050からはじまるIP電話番号をご利用いただけない場合は、TEL 043-211-9156 にお問い合わせください。 |
新製品“imageFORMULA DR-X10C”は、imageFORMULAシリーズのフラッグシップモデルで、カラー・モノクロともに毎分100枚(A4タテ、200dpi時)の読み取り速度を備えたA3対応のドキュメントスキャナーです。3ラインCMOSセンサーと新開発の高速画像処理チップの搭載により、両面原稿も毎分200ページ(A4タテ、200dpi時)という高速でスキャンすることができます。また、業界で初めてダストフリースキャニング機構を採用しており、大量に書類を読み込む際にセンサー部に付着する紙粉を除去・回避してスキャン画像の劣化を防ぎます。さらに、重なって給紙された原稿を検知する超音波センサーを3つ搭載し、検知する範囲を広げて認識率を高めているほか、原稿の分離性能を5段階で制御できる機能を新たに搭載し、これまで給紙が難しかった薄紙や厚紙を確実に搬送することができます。このほか、万一原稿が重なって搬送されても、逆搬送して自動的に3回まで再給紙できる新開発のリトライ機能を搭載するなど、搬送性能をさらに向上させています。
【ドキュメントスキャナーの市場動向】
企業では内部統制などの要因により、紙文書のファイリングや文書情報の共有化のニーズが高まっています。また、日本版SOX法などの法令整備も進み、あらゆる業種において保存文書の電子化が注目され、ドキュメントスキャナーに対する需要は着実に増加しています。
分散入力を用途とした低価格帯のドキュメントスキャナーの市場に加え、金融機関・流通業における集中スキャン業務やスキャン代行サービス業など高速タイプのドキュメントスキャナーの市場も急速に拡大しています。
新製品“imageFORMULA DR-X10C”は、高速機市場で求められる高速スキャン性能と安定した搬送性能、大量の読み込みにも耐えられる堅牢性を兼ね備えた、キヤノンimageFORMULAシリーズのフラッグシップモデルとして市場投入します。
【販売ターゲット】
○ | 基幹業務フローでのスキャニング業務 |
| 銀行や保険会社、電話会社、学校などの基幹業務の中で扱われる契約書や申込書、受験票といった大量の書類を、スピーディーに効率良くスキャンしてイメージデータ化することができます。 |
○ | 文書管理・ファイリング業務 |
| オフィス文書のイメージファイリングや、ほかの電子データとの統合的な文書管理、文書情報の共有化によるナレッジマネジメントを実現します。 |
○ | OCRでのデータ自動入力業務 |
| 一般企業や金融機関、医療機関などで扱われる伝票や帳票などのデータ入力業務の中で、OCRソフトによりデータを高速で一括処理することで、エントリー業務を効率化できます。 |
○ | スキャン代行サービス業 |
| スキャン業務を代行する受託サービス業で活用することができます。 |
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