ニュースリリース

2007年8月20日

約2110万画素・35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載し、さらなる高画質を追求
プロ用デジタル一眼レフカメラ“キヤノン EOS-1Ds Mark III”



キヤノンは、自社開発の有効画素数約2110万画素・35mmフルサイズ(約36×24mm)CMOSセンサーを搭載したプロ用デジタル一眼レフカメラのフラッグシップモデル“EOS-1Ds Mark III”を11月下旬に発売します。

EOS-1Ds Mark III
EOS-1Ds Mark III
(EF50mm F1.2L USM装着時)
EOS-1Ds Mark III(背面)
EOS-1Ds Mark III(背面)
 

キヤノン EOS-1Ds Mark III‥‥ オープン価格(発売日:2007年11月下旬)

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この件に関するお問い合わせ先

キヤノンお客様相談センター
TEL 050-555-90002
海外からご利用の場合、または050からはじまるIP電話番号をご利用いただけない場合は、TEL 043-211-9556 にお問い合わせください。



新製品“EOS-1Ds Mark III”は、約1670万画素・35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載した「EOS-1Ds Mark II」(2004年11月発売)の後継機種として、さらなる高画質を追求し、カメラのみならず周辺システムを全面的に一新したデジタル一眼レフカメラです。

優れた解像感を誇る自社開発の約2110万画素・35mmフルサイズCMOSセンサーは、常用設定できるISO感度を100~1600※1までの範囲で確保し、さらなる低ノイズ化と豊かな階調による高画質化を実現しています。センサーサイズは35mmフィルムと同等であるため、全てのEFレンズ※2がそのままの画角で使用でき、フィルム一眼レフカメラと同じ感覚で撮影することが可能です。
また、高性能映像エンジン「DIGIC III」を2個搭載したデュアル DIGIC III構成の採用により、高画素化で増大した画像データを従来機種の約4倍の速度で高速に処理し、約5コマ/秒の連写と、JPEG・ラージで約56枚、RAWで約12枚の連続撮影可能枚数を達成しています。さらに、高速・高精度な19点(F2.8対応)クロス+アシスト26点のエリアAFや、視野率約100%で、クラス最高※3倍率約0.76倍を実現した新開発高性能ファインダーの搭載により、快速・快適な撮影を可能にしています。

また、作動耐久30万回のシャッターを採用するとともに、防塵・防滴性能を備えたEFレンズやアクセサリーを使用することで、撮影システム全体の防塵・防滴化を実現しています。さらに、総合的なセンサーダスト対策「EOS Integrated Cleaning System(イオス インテグレイテッド クリーニング システム)」にも対応し、プロの過酷な撮影状況に適応する高い信頼性を確保しています。

そのほか、スタジオ撮影などで威力を発揮する2種類のライブビュー撮影機能や、3.0型大型液晶モニターの搭載などによる操作性に優れたユーザーインターフェース、多彩なシステムアクセサリーがもたらす撮影領域の拡大など、「EOS-1D Mark III」(2007年5月発売)で好評の基本性能や機能を採用しています

※1 ISO感度は推奨露光指数。ISO感度拡張により、L:ISO50、H:ISO3200も選択可能。
※2 EF-Sレンズを除く。
※3 視野率約100%の35mmフルサイズAF一眼レフカメラとして。2007年8月6日現在。

【デジタル一眼レフカメラの市場動向】

2006年のデジタル一眼レフカメラ市場(全世界)は、ハイアマチュア用の「EOS 30D」や普及モデルの「EOS Kiss Digital X」がユーザーからの高い評価を得たことに加え、他社からもデジタル一眼レフカメラ新製品の市場投入が相次ぎ、対前年比約38%増の約525万台でした。2007年は対前年比約14%増の約600万台と、引き続き同市場の拡大が期待されています。(キヤノン調べ)

【開発の背景】

キヤノンは、約1670万画素・35mmフルサイズの自社製CMOSセンサーを搭載した最高級デジタル一眼レフカメラ「EOS-1Ds Mark II」(2004年11月発売)により、画質に妥協を許さないプロユーザーを中心に高い支持を得てきました。
新製品“EOS-1Ds Mark III”は、最高画質を追求した「EOS-1Ds Mark II」の後継機種として、EOS DIGITALシリーズの最高速モデル「EOS-1D Mark III」に盛り込まれた数々の新規技術をベースに、有効画素数約2110万画素・35mmフルサイズの自社製CMOSセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラです。中判デジタルカメラに迫る高解像度を実現することで、デジタル時代のプロフェッショナルの道具としての完成度をさらに高めています。
今回の新製品を発売することで、35mmフルサイズ約2110万画素の高画質により、ポートレート撮影や商品撮影、さらには風景写真といった分野で威力を発揮する“EOS-1Ds Mark III”と、約10コマ/秒の高速連写をはじめとする機動性を活かし、スポーツ・報道分野に最適な「EOS-1D Mark III」の2機種から、ユーザーは撮影用途や目的に応じて、より最適な機種を選択することができます。

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