2007年8月20日
キヤノンマーケティングジャパンが一眼レフカメラのサポート体制を拡充
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(社長:村瀬治男、以下キヤノンMJ)は、デジタル一眼レフカメラユーザーを主な対象に、写真への趣味をさらに深めていただけるツールとして、会員制サークル「キヤノンフォトサークル」の新会員制度の導入およびウェブコンテンツの拡充、また写真教室「EOS学園」のサービス体制を強化します。
この件に関するお問い合わせ先
キヤノンフォトサークル お問い合わせセンター
TEL:050-555-90093※ (受付時間:平日・土 9:00~17:00)
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※ |
海外からご利用の場合、または050からはじまるIP電話番号をご利用いただけない場合は、TEL:043-211-9664 にお問い合わせください。 |
この件に関するお問い合わせ先
EOS学園東京校 事務局 TEL:03-5565-3516 (受付時間:平日10:00~12:00、13:00~18:00)
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これまでキヤノンMJは、キヤノンフォトサークルやEOS学園の運営など、写真文化の発展を支援するさまざまな活動を行ってきました。会員制のキヤノンフォトサークルは、キヤノン製のカメラやプリンターのユーザーが、カメラの使い方や撮影方法を学んだり、良質な写真表現に触れる制度として活用されています。また、プロ写真家が講師を務めるEOS学園は、一眼レフカメラ初心者からハイアマチュアクラスまで、写真の知識や撮影テクニックを段階的に習得できる写真学校で、現在、東京校(銀座)・関西校(梅田)・名古屋校(高岳)の3校で授業を行っています。
このほど、キヤノンフォトサークルでは、従来のレギュラー会員に加え、ウェブ専用の新しい会員制度を新設します。また、ホームページ上での月刊会報誌の閲覧、撮影テクニックやカメラの専門用語が学べるコンテンツを新たに追加するなど、ウェブサービスの充実を図ります。なお、ウェブ会員はレギュラー会員の約3分の1の年会費で、こうした各種ウェブコンテンツを利用できます。
一方、EOS学園東京校は、従来の1室から3室へと部屋数を増やし、より多くの生徒が受講できるインフラを整備します。今後、関西校・名古屋校と合わせて講座数の大幅な拡充を図ります。
また、同学園の主要カリキュラムとして、新たに「新・撮影テクニック講座」をスタートし、ステップI(撮影基礎コース)・ステップII(デジタル基礎コース)・ステップIII(実践コース)・ステップIV(応用コース)の4段階制の講座とします。
この講座は、デジタル一眼レフカメラを初めて使う方はステップIから、一眼レフカメラの基本を理解している経験者はステップIIから、という2つの入学方法を選ぶことができます。これにより、受講生は自分の習熟度や目的に合わせて効率的にステップアップすることができます。
デジタル一眼レフカメラ市場の急激な拡大と団塊世代の定年退職という時代背景を受けて、今後、余暇や趣味のため一眼レフカメラを新しく始める人々が急増することが見込まれています。キヤノンMJは、デジタル一眼レフカメラの新製品“EOS 40D”の発表を機に、キヤノンフォトサークル・EOS学園のサポート体制を強化することで、こうした新規顧客層の獲得を目指します。
■キヤノンフォトサークル
- ウェブ会員制度を新設
キヤノンフォトサークルは、従来のレギュラー会員制に加え、新しくウェブ会員制を2007年8月31日に設立します。ウェブ会員は、このほど拡充する会員専用ウェブサイトの多彩なコンテンツを通じて、カメラの使い方や写真撮影のコツを自分のペースで楽しみながら学ぶことができます。
料金 |
レギュラー会員 |
ウェブ会員(新設) |
入会金(税込) |
1,000円 |
無料 |
年会費(税込) |
8,000円 |
2,800円 |
特典 |
レギュラー会員 |
ウェブ会員 |
月刊会報誌 『キヤノンフォトサークル』 |
毎月送付 |
○ |
― |
ウェブでの閲覧 |
○ |
○ |
マンスリーアルバムへの応募 |
○ |
― |
各種イベント・セミナーへの申込み※1 |
○ |
○ |
製品無料モニターへの申込み※1 |
○ |
○ |
通信添削講座の受講 |
○ |
― |
写真年鑑『キヤノンフォトアニュアル』の送付 |
○ |
― |
カメラ修理料金の割引※2 |
20%割引 |
10%割引 |
EOS学園受講料の割引 |
○ |
○ |
各種イベント参加料の割引※3 |
○ |
○ |
キヤノンフォトクラブへの参加 |
○ |
○ |
キヤノンフォトサークルウェブの利用 |
○ |
○ |
会員証の発行 |
○ |
○ |
会員バッジの送付
| ○ |
― |
障がい者割引制度※4 |
○ |
― |
家族会員制度※5 |
○ |
― |
※1 | 申込み多数の場合は抽選となり、当選者のみの参加となります。 |
※2 | 割引適用製品はEOS、EOS DIGITAL、EFレンズ(EF-S、TS-E、MPレンズを含む)に限られます。 |
※3 | キヤノンMJが主催する撮影会が割引の対象となります。 |
※4 | 障がい者割引制度は、障がい者手帳をお持ちの方の年会費が半額になる制度です。 |
※5 | 家族会員制度は、家族にレギュラー会員がいる場合、年会費3,000円でレギュラー会員への加入ができる制度です(月刊会報誌、写真年鑑の送付はありません)。 |
- キヤノンフォトサークルウェブのリニューアルとコンテンツ拡充
2006年4月に開設したキヤノンフォトサークルウェブをリニューアルし、会員がよりいっそう楽しみながら写真を学べるよう、各種コンテンツを拡充します。
○ | ウェブブック「キヤノンフォトサークル」 |
| ウェブブラウザー上で、まるで本をめくるような感覚で月刊会報誌「キヤノンフォトサークル」を読むことができるサービスです。毎号1日(弊社休業日の場合は翌営業日)に更新され、最新号と前月号を閲覧することができます。 |
○ | フォトセッション |
| 風景、花、ポートレートなどのジャンル別に、会員より寄せられた応募作品をプロフォトグラファーが毎週選定し講評するコンテンツです。このコーナーに、初心者でも応募しやすい「入門編」を新設し、募集する作品テーマを全11種類に増やします。 |
○ | 学習Movie |
| 製品の使い方や、撮影テクニックをストリーミングムービーで視聴できるコンテンツです。公開時は、写真家の川合麻紀氏が出演し、EOS 40Dの使い方、ポートレートおよび花の撮影テクニックを掲載する予定です。 |
○ | 学習ドリル |
| カメラの専門用語や撮影テクニックなどを問題に解答しながら学べるコンテンツです。公開時は、カメラ専門用語編、デジタル専門用語編、撮影テクニック編などを掲載します。 |
○ | ウェブブック「Enjoy! デジタル一眼レフカメラ」 |
| デジタル一眼レフカメラの初心者でも基礎からじっくり学べる入門書を公開します。カメラの仕組みや設定方法による写り方の違いなどを解説します。 |
○ | 各種情報の案内・受付 |
| 会員向けのイベントやセミナー、製品モニターの募集など、従来の郵送による応募に加え、ウェブ上でも応募できるようになります。 |
○ | 修理料金の割引
| | EOS、EOS Digital、EFレンズを修理・点検する場合、キヤノンMJ直営修理拠点にてサークル会員証を提示すると、修理料金が10%の割引となります(レギュラー会員は20%割引)。なお、宅配メンテナンスサービスでも会員証のコピーを同梱すれば、割引の対象となります。 |
- EOS 40D発売記念 キヤノンフォトサークルウェブ3ヶ月無料体験キャンペーン
EOS 40Dの発売を記念し、初回生産分の10万台にキヤノンフォトサークルウェブの体験カードを同梱します。このカードには体験コードが記載されており、キヤノンフォトサークルウェブを3ヶ月間無料で利用できます(無料期間終了後は、正規入会手続きをしない限り、自動的に退会となります)。
※体験入会の場合、会員証の発行はありません。また、修理割引の利用はできません。
■EOS学園
- EOS学園東京校を移転
EOS学園東京校は、現在銀座4丁目にある教室を同6丁目へ移転します。新教室は従来の1部屋から3部屋へと増床し、これまで物理的に不可能だった複数の講座を同時に行える設備を整えます。
これに伴い、東京校の講座数と講師陣を大幅に拡充します。今回、第一線で活躍する5名のプロ写真家を新しく講師に迎え、総勢24名の個性豊かな講師陣が東京校の授業を担当することになります。講師の増員は今後も積極的に進め、受講生の多様なニーズに応えていく体制をつくります。
なお、新教室での講座は2007年9月10日より開始する予定です。
- 「撮影テクニック講座」のカリキュラムを刷新
プロ写真家の指導の下、一眼レフカメラの知識や撮影方法を身に付けられる「撮影テクニック講座」が、従来の3段階制のものから、4段階制の講座として2007年10月よりリニューアルします。
ステップI、ステップII、ステップIII、ステップIVの各コースを段階的に学びながら、着実に写真の知識や撮影技術を深めることができます。また、このたび新しくすべてのコースでモデルのポートレート撮影がカリキュラムに組み込まれました。
なお、「新・撮影テクニック講座」は、東京校だけでなく、関西校、名古屋校でも順次スタートします。
新・撮影テクニック講座 コース名 |
授業回数 |
受講料(税込) |
一般の方 | キヤノンフォト サークル会員 |
ステップI (撮影基礎コース) |
全9回 (講義6回/実習3回) |
34,000円 |
30,000円 |
ステップII (デジタル基礎コース) |
全7回 (講義4回/実習3回) |
38,000円 |
34,000円 |
ステップIII (実践コース) |
全7回 (講義4回/実習3回) |
43,000円 |
38,000円 |
ステップIV (応用コース) |
全7回 (講義4回/実習3回) |
47,000円 |
42,000円 |
○ | ステップI(撮影基礎コース) |
| 初めて一眼レフカメラを使う方向けコースです。座学と撮影実習により、デジタル一眼レフカメラの基礎を学びます。また、パソコンを使わず、プリンターとデジタル一眼レフカメラを直接接続する「カメラダイレクト」方式によるプリント方法を学びます。 |
○ | ステップII(デジタル基礎コース) |
| ステップI修了者、またはフィルム一眼レフカメラ経験者向けのコースです。構図の研究や、キヤノン製のソフトウエアを使った、パソコンへの画像の取り込みと印刷方法を学びます。 |
○ | ステップIII(実践コース) |
| ステップII修了者向けコースです。構図の研究や、キヤノン製ソフトウエア「Digital Photo Professional」によるRAW画像の調整方法などを学びます。 |
○ | ステップIV(応用コース) |
| ステップIII修了者向けのコースです。よりレベルの高い作品づくりを学びます。 |
ステップIV修了後は、講師別にハイレベルな写真表現を目指す「デジタルゼミナール」や、1日で集中的に学ぶソフトウエアの使い方教室など、さまざまなコースの受講が可能です。
- 入学方法を2パターンより選択
「新・撮影テクニック講座」は、受講者の目的に合わせて2パターンの入学方法を選択することができます。デジタル一眼レフカメラを初めて使う方は「ステップI(撮影基礎コース)」から入学し、撮影の基礎からじっくり学ぶ4段階コースを推奨します。一眼レフカメラの基本を理解している経験者の人は、「ステップII(デジタル基礎コース)」から始め、デジタルの特性を基礎から学ぶ3段階コースが最適です。
- 特典
○ | ファミリー割引制度 |
| 夫婦または親子で同じコースを受講する場合、申込み時に一人当たり5,000円を受講料より割引きます。 |
| ※キヤノンフォトサークル会員に適用される割引特典との併用もできます。 |
○ | 修了作品展 |
| 東京校と関西校では、「ステップIII(実践コース)」以上のコースを受講した人の修了作品が、キヤノンのミニギャラリーで展示されます。 |
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