共同通信の「研修・交流センター」は、全国の加盟新聞社向けに、編集や技術の研修を行う施設としてこのほど完成し、6月21日に竣工式をおこない、7月からオープンします。オープン初日より、加盟新聞社の新聞紙面を45インチ液晶タッチパネルに表示する「ふるさとタッチ新聞」を、同センター1階の展示施設「ニュースアートサロン」に設置します。
電子新聞掲示板システム「ふるさとタッチ新聞」は、新聞紙面を特殊なイメージに変換し、液晶タッチパネルに表示します。液晶画面に触れることで、あたかも紙面をめくるように新聞紙面を閲覧できる仕組みで、液晶画面上の簡単な操作により、読みたい箇所の拡大や移動などもできます。
今回、選択した2つの紙面を同時に画面表示できるようにし、研修・交流センターに来られた方が、紙面レイアウトの比較、研究もできる仕組みになっています。
「ふるさとタッチ新聞」のシステム構築を担当したキヤノンMJは、高度な画像表示機能を実現するため、日本SGI株式会社(本社・東京都渋谷区、社長・和泉法夫)の提供する画像処理エンジンを採用いたしました。
一方、日本IBMは、「ふるさとタッチ新聞」のような、新聞紙面イメージをそのまま閲覧する形態以外にも、パソコンやモバイル端末への電子新聞の配布など、様々な形態における電子新聞のソリューションを提供する予定です。
*IBMはIBM Corporatioinの商標です。
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