ニュースリリース

2006年9月21日

オープンギャラリー 写真展開催のご案内
髙本裕久写真展「風の便り2006 ~気球のいる空~」



キヤノンマーケティングジャパン株式会社(社長:村瀬治男)は、キヤノン S タワー2階オープンギャラリーにおいて、10月5日より髙本裕久写真展「風の便り2006 ~気球のいる空~」を開催します

この件に関するお問い合わせ先

キヤノンマーケティングジャパン株式会社
キヤノンギャラリー S
TEL 03-6719-9021



■期間

2006年10月5日(木)~10月30日(月)
10時~17時30分(休館:日曜日・祝日)
入場無料

■会場

キヤノン S タワー2階 オープンギャラリー
(JR品川駅港南口より徒歩約8分、京浜急行品川駅より徒歩約10分)

■ご案内

熱気球からの風景を空撮することを得意とする写真家・髙本裕久氏の個展です。
本年11月に栃木県茂木町を舞台に行われる第17回熱気球世界選手権大会の開催を記念し、熱気球の楽しさや美しさをより多くの人々に知ってもらうため、髙本氏が30数年間撮影し続けてきた作品35点を展示します。髙本氏自身が気球に乗り込み、雲ひとつない青空に無数に浮かぶ色とりどりの熱気球を追いかけました。被写体にはかわいらしい動物の顔を模した気球もあり、子どもにもたいへん親しみやすい、楽しい写真展です。
作品はすべてキヤノンの大判インクジェットプリンターを使用し、迫力あるパノラマ写真を数多く展示します。

■プロフィール

髙本裕久(たかもと ひろひさ)
1944年、熊本市生まれ。
1966年、東京写真大学・短大技術科(現 東京工芸大学)卒業。
写大在学中より、富士写真フイルム(現 富士フイルム)宣伝部・8×20カメラ撮影スタッフ「グループ山河」へ所属し、石井彰・内田隆章両氏に指導を受ける。
(株)レマン・写真部、(株)日本デザインセンター・写真局勤務。その間、楽器、車、光学機器等の広告写真撮影に従事する。
独立後、広告とスポーツ写真に特化した撮影組織(有)アクションフォトライブラリーを設立。
スポーツ航空の普及啓蒙のため(有)バルーンハウスを設立、代表に就任し現在へ至る。
1995年、読売新聞社主催「住まいの広告」で金賞受賞(積水ハウス)。
2001年、新聞協会主催 広告主企画部門において「新聞広告賞」受賞(トヨタ自動車)。
日本写真家協会員。日本航空写真家協会員。日本気球連盟耐空審査官・飛行技能審査官。
主な著書に、写真集『Balloon Trip 風まかせ気球に乗って』(山と渓谷社 1998年)、『京料理の装い』(柴田書店)、『一期一会』(Beeブックス)などがあり、日本気球連盟公式カレンダーの制作及び出版も手がける。
写真展は「空と海の間に」(銀座キヤノンサロン)、「視・食・会」(新宿ペンタックスギャラリー)、「越後うるはし」(小千谷市文化会館)、「気球に乗って」(新宿住友ビル51階ギャラリー)、「気球の旅」ホテル・アイビス エントランスホール)の他、多数のグループ展にも精力的に出品。

■髙本氏メッセージ

初飛行はグライダーです。
1970年代の前半、萩原式H-23C型高翼の機体。翼を支える支柱の風切音の変化で飛行速度がわかりました。数年後、滑空場近くの渡良瀬遊水地で訓練飛行を始めた熱気球へと転向して現在まで。

気球の飛行は風との旅です。
地表をなぞる風にのり、地形の凹凸にそい散歩。
ときには地上の人々と会話をかわすことも・・・・・・。
「どこから来たの?」答えは簡単。
「どこまで行くの?」返事に窮します。
飛行に好適なのは朝夕の凪の時刻。
日の出すぐや日の入り寸前のななめの光に大地が輝き、地球がとびきりの美人に見える時間帯でもあります。

どこに着陸しても、はじめに受ける質問はいつも同じ
「気球からの、空からの眺めは・・・・・・?」

『百聞は一見にしかず』
おもなる私の仕事は広告・商品写真の撮影です。
ならば説明のため、と写し始めて30数年。
始終ゆれる狭いバスケットの内で、使い勝手の易い撮影機材を創っていただいた皆様に感謝いたします。


このページのトップへ
戻る