2006年9月12日
キヤノン株式会社 キヤノンマーケティングジャパン株式会社
キヤノン製小型複写機「PC7/PC80/PC100」の安全対策の実施について
キヤノンは、1987年から1997年にかけて製造・販売したカートリッジ型の小型複写機「PC7」、「PC80」および「PC100」の3機種について、安全確保のための市場対策を実施することに致しました。
対象機種の一部において、製造時または修理時における定着器ヒーターの配線接続時の作業不良により、極めて稀ではございますが、発煙、発火に至る可能性のあることが判明しました。
キヤノンは、お客様の安全・安心を期すために、対象製品の点検と一部の部品交換を無償で行います。
1.対象製品および台数
対象機種 |
製造期間 |
国内累積出荷台数 |
PC7 |
1987年~1991年 |
32,842台 |
PC80 |
1992年~1997年 |
46,748台 |
PC100 |
1991年~1997年 |
61,628台 |
2.判明した問題点
製造時または修理時に配線コネクターが正しく接続されていない状態で長期間にわたって使用した場合、極めて稀ではありますがコネクター部分で接触不良を起こして、状況によっては、発煙・発火に至る可能性があると判明しました。
3.お客様への対応方法
1) |
対象機種の配線接続状況の点検に加え、今後の修理時の配線接続をより確実なものにするために、部品の一部交換を無償で実施させていただきます。 |
2) |
明日新聞紙面で、社告を行います。 |
3) |
弊社ホームページ「重要なお知らせ」でもお知らせ致します。 |
4) |
連絡先の判明しているお客様に対してダイレクトコールでお知らせ致します。 |
5) |
本日から、専用フリーダイヤルにてお問い合わせをお受け致します。 |
弊社は、今後、より一層の品質向上に向けた継続的な改善に努めてまいります。
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